<基本アイテム その4 Tart: タルト生地>

Tart Crust:タルト皿

タルト皿
パートスクレ Pata a Sucree

タルトに使用している生地は、主にPata a Sucree : パートスクレとPata a Foncer :パートフォンセです。簡単には生地にアーモンド風味や甘さを加えるどうかの違いになります。Filling(充填物)との相性の問題なのでチョコレートタルトやココナツタルトなどの際にはタルト皿はあまり甘くなくてよいと思います。キッシュ用に砂糖を全く使わないPata Brisee : パートブリぜがありamerican pie crustとも呼ばれています。

Pata a Sucreeの成分組成を示します。

Pata a SucreeRequired Amount (forφ18cm tart pan x 1)
①Salted Butter60gram
②Powdered Sugar or Cane Sugar30gram
③*Salt0.3gram
④Beaten Whole Egg1/2(25gram)
⑤Almond Flour15gram
⑥Plain Flour85gram (C:S=50:35)

*Almond Flourを用いない場合は、⑤を抜いて⑥の小麦粉を120gramに増量し、④の溶き卵を1個使用します(ほぼPata a Foncerです)。アーモンドは入れたほうが断然香ばしいです。

Pata a Foncerの成分組成を示します。(すべての材料は冷蔵で冷やしておく必要があります)。

Pata a FoncerRequired Amount (forφ18cm tart pan x 1)
①Salted Butter60gram
②Beaten Whole Egg1/2(25gram)
③Cold Water12gram
⓸Powdered Sugar or Cane sugar2.5gram
⑤*Salt0.6gram
⑥Plain Flour120gram (C:S=75:45)

Pata Briseeの成分組成を示します。。(すべての材料は冷蔵で冷やしておく必要があります)。

Pata a BriseeRequired Amount (forφ18cm tart pan x 1)
①Salted Butter60gram
②Cold Water12gram
③*Salt1.0gram
⓸Beaten Whole Egg1/3(16)gram
⑤Plain Flour120gram (C:S=75:45)

キッシュに使うタルト皿です。砂糖は加えません。

タルトを焼く時はまず、表面に軽くピケをして空気の逃げ穴を作成します。その後冷蔵庫に30分ほど休ませて180~200度で15分焼きますが、このまま焼くと底面がやはり持ち上がってくるので可能ならタルトストーンを乗せたほうがいいです。私はアルミホイルを表面に敷いてそのうえにケーキパンの底蓋をのせ耐熱性の陶磁器を乗せて焼いています。この後、重石を全て外してさらに15分ほど追加熱しますがさらにこんがり色をつけたい時はここでEgg Washをしましょう。