美観地区:舗装道路の中の石畳

美観地区を流れる倉敷川の筋から1本東の筋を歩いていると、舗装された道路の真ん中に突如として石畳が現れます。

画面奥は鶴形山の麓で、山頂には阿智神社が鎮座しています。画面手前は南となり、南北を車両通行可能な舗装された道路が続いています。
その中に、アスファルトで覆うことなくあえて残したかのような石畳を確認することが出来ます。

これはかつての石橋なんだそうです。
そこで古地図を調べてみました。

窪屋群倉敷村屋敷割絵図(1710年)を見てみると
石畳辺りに橋が架かっているのが分かりました。
当時、石橋であったかどうかは不明ですが、この場所に何らかの橋が架かっていたことは確かです。

ところで、道路の下を現在も川が流れているのをご存じでしたか?
暗渠というわけです。
※暗渠(あんきょ)とは、地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路のことです。

倉敷川を背に暗渠となっている道路を撮影したのがこちら。
写真の中央奥に石畳が見えます。

舗装で潰してしまうのではなく、あえて残して現在に至るあたりが、
なんともグッときます。

古地図を手に美観地区をお散歩すると、何か新しい発見があるかもしれませんね。

2020年元日のツメレンゲ

2020年1月1日撮影

倉敷美観地区の歴史を感じる建物の屋根の上に、視線を上げてみてください。瓦の間から何か植物がニョキニョキ。一見ただの雑草です。

2020年1月1日撮影

よく見てみると、鑑賞用の多肉植物のようで、ちょっとかわいい。これがツメレンゲ。環境省レッドリスト2018で「準絶滅危惧」とされています。多年生で、発芽から開花まで約3年ほどかかります。開花時期は9月下旬~11月頃で、一生に一度しか花を咲かせない植物だそうです。開花した後は結実し、その後まもなく枯れてしまいます。                

日あたりの良さそうな瓦葺屋根の上を探してみてくだい。   

すぐに見つかると思いますよ。

フクロウカフェに行ってみました : My first visit to the Owl cafe

フクロウカフェでは、フクロウを見たり触れたりすることができます。今回行ってみたのは、「豆柴カフェとフクロウ&ヒョウ猫の森」の倉敷支店「倉敷フクロウの森」です。中で飲食はできませんが、写真や動画撮影は自由のようでした(ただしフラッシュ撮影は厳禁です)。

フクロウの森入口

美観地区西入り口(倉敷駅から南方向へ倉敷中央通りをまっすぐ500m位進んで左方向です)から少し入った右手にある「倉敷のいろはに小路」の3階にあります。少しわかりにくいですが、25mほど店頭から入ったところに入り口があります。豆柴カフェとフクロウの森、ハリネズミの森、ヒョウ猫の森の4つのカフェがありました。チケットは2階で購入します。

入り口案内
The entrance of Owl cafe is located in the Alley of Irohani. The right picture shows the entrance fee that costs 700yen per person..

フクロウはミミズクと合わせて全部で12羽(種類)いるようでした。入ってすぐカラフトフクロウの”モンちゃん”が迎えてくれます。思っていた以上にフクロウは堂々と落ち着いた態度で人に接してくれますので落ち着いた気持ちで手の甲を伸ばすと首の後ろを触らせてくれます。”モフモフ”です。フクロウにストレスがかからないようにソフトタッチしましょう。

フクロウその1
ベンガルミミズクの”キング”とメンフクロウの”ヨッちゃん” Awesome!!!
フクロウその2
シロフクロウの”HEDWIG”と”ヴィヴィアン” How cute thy are!!! They look like a white cat.
フクロウその3
Are you sleepy?