大原美術館:『二人のブルターニュ人と青い鳥』セリュジエ ~その1~

高貴な女性に青い鳥、物語の一場面のような絵だなと思いました。 大原美術館ポール・セリュジエ(1864-1927)『二人のブルターニュ人と青い鳥』1919 【鑑賞の小ネタ】・ナビ派の画家・ゴーギャンから指導を受ける・ブルターニュにゆかりのある画家…

エンジェルとキューピッド

エンジェル(天使)とキューピッド、見た目がなんだか似た感じです。もしかしたら、同じ存在と認識している人も多いかもしれませんね。 大原美術館の天使といえば、やはりエル・グレコの『受胎告知』の中に描かれている大天使ガブリエルでしょうか?👇(過去記事、大原美術館:『受胎告知』エル・グレコ) 大原美術館エル・グレコ(ドメニコス・テオトコプーロス)『受胎告知』(1590年頃~1603年)…

名画の小ネタ:『モナ・リザ』レオナルド・ダ・ヴィンチ ~その2~

引き続き、『モナ・リザ』です。 ルーヴル美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)『モナ・リザ』1503-1519年頃 ●ダ・ヴィンチが生涯手元に置いた作品。ダ・ヴィンチが生涯手元に置いた絵画は3作品です。『モナ・リザ』は、その中で最も有名な1作品ということになりますね。あとの2作品、『…

名画の小ネタ:『モナ・リザ』レオナルド・ダ・ヴィンチ ~その1~

長年研究され続けている名画には、なかなか解明できない謎があったり、びっくりするような新たな発見があったりするものです。その謎や発見が、芸術ファンの楽しみの1つになっていることは間違いなしです。そこで、筆者自身がこれまでに目や耳にした様々な情報の中から、特に印象に残った小ネタを少しずつ紹介して行きたいと思います。 ということで、まずは、誰もが知る名画『モナ・リザ』です。 ルーヴル美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)『モナ・リザ』1503-1519年頃…