エンジェルとキューピッド

エンジェル(天使)とキューピッド、見た目がなんだか似た感じです。もしかしたら、同じ存在と認識している人も多いかもしれませんね。 大原美術館の天使といえば、やはりエル・グレコの『受胎告知』の中に描かれている大天使ガブリエルでしょうか?👇(過去記事、大原美術館:『受胎告知』エル・グレコ) 大原美術館エル・グレコ(ドメニコス・テオトコプーロス)『受胎告知』(1590年頃~1603年)…

大原美術館:『波』ドニ

岩のピンク色が印象的ですね。 大原美術館モーリス・ドニ(1870-1943)『波』1916 【鑑賞の小ネタ】・波の表現に注目・この女性たちは誰なのか?・ドニはナビ派の画家・装飾芸術や宗教芸術に関心あり・浮世絵の影響あり…

番外編:ギリシャ神話と星座

絵画について色々調べていると、題材がギリシャ神話ってことがよくありますよね。筆者は絵画を観るのが好きなのですが、星を観るのも好きなんです。なかでも星座はとても魅力的だと思います。多くの星座はギリシャ神話が元になっていますから、その関係性を理解すると、より一層夜空を楽しむことが出来るのではないかと思っています。 例えば、夏の星座の代表格、さそり座。小学4年の理科で習いますが、アンタレス(赤く輝く恒星)を中心に、比較的明るい星で構成されているので探しやすいと思います。南の空です。 出展:スマホアプリ「星座盤」masahiro…

大原美術館:『グレヴィルの断崖』ミレー

緑の断崖、空、海、美しい絵ですね。 大原美術館ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)『グレヴィルの断崖』1871 【鑑賞の小ネタ】・なんとパステル画・ミレーの愛称は「農民画家」・バビルゾン派の中心人物・画中の人の大きさに注目…