腹部エコー一覧

Case20; PBC: 抗ミトコンドリア抗体(特に抗ミトコンドリアM2抗体)と慢性非化膿性破壊性胆管炎(CNSDC)の存在意義、標準治療薬としてのウルソデオキシコール酸(UDCA)の効果に関するUPDATEと側副血行路発達に伴う著明な食道静脈瘤を認めた門脈圧亢進型の1ケースレポート

原発性胆汁性胆管炎(PBC)について、発症頻度、自覚症状、診断基準、組織所見等最近の知見に関して文献的考察を加えて説明しています。

Case 09; PLEC: 膵臓の偶発腫瘍(incidentaloma)としてリンパ上皮性嚢胞(LEC)が認められることがある。典型症例のMRI画像所見はT1WIで高信号、dynamic MRIで嚢胞壁(被膜)が濃染されるパターンを示すが膵癌と鑑別が困難な症例も多い。非典型的画像を呈したPLECの1ケースレポート。

膵リンパ上皮(性)嚢胞(PLEC)は膵嚢胞性病変の0.5%程度の頻度で認められる稀な良性腫瘍である。PLECに関して実際の症例と最近の知見について若干の文献的考察を加えて説明しています。

Case 05; IPH: 肝内門脈分枝閉塞により高度の門脈圧亢進症 (presinusoidal portal hypertension) に至る特発性門脈圧亢進症(指定難病92)の検査法と画像所見、特にDCECT / MRI 画像の特徴と診断/治療に関してと1ケースレポート

特発性門脈圧亢進症(IPH)とは、肝内末梢の門脈枝の閉塞、狭窄により門脈圧亢進に至る病気です。IPHに関して実際の症例と最近の知見について若干の文献的考察を加えて説明しています。