美術ファンの間では有名な話ですが、紹介したいと思います。
19世紀末、フランス絵画界で日本ブームが巻き起こりました。ジャポニスム(仏:japonisme)です。英語ではジャポニズム(英:Japonism)と表記されます。絵画の中に日本的なものが描かれたりと、日本の文化は西洋人にとってなかなかのインパクトだったようです。なかでもゴッホは、浮世絵をそっくりそのまま油絵で模写しました。
まず1つ目👇…
過去記事(大原美術館:『吊るされた鴨』スーティン①)で紹介していますが、なぜこのような絵を描いたのか、筆者はずっと理解できないままでした。
大原美術館シャイム・スーティン(1893-1943)『吊るされた鴨』1925
スーティンは本作だけでなく、死骸をテーマとした作品を数多く残しています。その中の1つがこちら👇…
デューラー(アルブレヒト・デューラー、ドイツのルネサンス期の画家、1471-1528)ではなく、ビューラーです。
大原美術館ハンス・アドルフ・ビューラー(1877-1951)『神その像の如くに人を創造し給えり』制作年不詳
【鑑賞の小ネタ】・ドイツの画家・アダムの誕生を描く・両腕をひろげた特徴的なポーズ・ナチス政権に協力…
作品のタイトルは『花』。これはアジサイですよね?
大原美術館レオン・フレデリック(1856-1940)『花』1920
【鑑賞の小ネタ】・ベルギー出身の画家・1929年に男爵の称号を受ける・「大きな絵」を描いた画家の作品…
作品名は『善き盗人』です。盗人なのに、善き?
大原美術館ジョルジュ・デヴァリエール(1861-1950)『善き盗人』1913
【鑑賞の小ネタ】・キリスト教の磔刑シーン・盗人は2人描かれている・キリスト教美術の再興に貢献…