番外編:サヨリのような熱帯魚デルモゲニー

久しぶりの新入りです(^-^)

ゴールデンデルモゲニー

見た目がサヨリのようですが、筆者には古代魚の「ガー」に見えました。サイズが全く違いますけど。

出典:Wikipedia  ガー

新入りのデルモゲニーは、ゴールデンデルモゲニーと表記されていることが多いです。ダツ目サヨリ科デルモゲニー属のようです。やはりサヨリの仲間なんですね。ゴールデンデルモゲニー(サヨリ科)の口をよく見ると、下顎のみが長くなっています。ガーの方は、上顎が若干長め。よく似ていますが、やはり違うんですね。

ところで、名前にゴールデンと入っているわりには、シルバーメタリックのよう体色だと思いませんか? ちょっと上から撮影してみました👇

なんとゴールデン✨ ゴールデンと名前につく理由が、これだとは言いませんが、筆者的は納得してしまいました。

体長は5㎝くらいまで成長するようです。水槽上層を泳ぎ、水質も中性~弱アルカリ性を好むようなので、他の熱帯魚たちとの混泳はまず大丈夫だと思います。筆者の水槽は弱酸性~中性なので、弱アルカリ性が少し気にはなりますが…。中性あたりでなんとか馴染んでほしいものです。

ところで、中性~弱アルカリ性を好む小型熱帯魚といえば、グッピーが有名です。グッピーは卵胎生(稚魚の状態で産み出される)ですが、なんと、ゴールデンデルモゲニーも卵胎生なんだそうですョ。

また、同種間で争うことがあるようなので、60㎝水槽ではせいぜい数匹までですね。筆者は2匹購入しました。

ずっと水面ギリギリを泳いでいるゴールデンデルモゲニー。どうも、浮いているエサしか食べないようです。熱帯魚のエサは、粒状やフレーク状と様々な形状が用意されていて、大きさも色々あります。そしてエサは、しばらくしたら水面から底に落ちて行くものがほとんどです。底に落ちたエサを突いて食べられる魚と食べられない魚がいて、ゴールデンデルモゲニーは底のエサを突いて食べることが出来ないタイプの魚ということです。口の形が問題のようですね。上顎と下顎の長さがそろってないので、確かに無理っぽいですよね。ということで、最近は粒状のエサのみだったのですが、フレーク状のエサをパラっと少し与えるようにしています。

観察していてちょっと意外だったのが、エサを食べる様子です。これがなかなか激しい。スーっと近付いてバクっ!です。古代魚ガ-と遠い昔繋がっていたのではないかと思わせる瞬間です。ゴールデンデルモゲニーについて色々調べていた時、古代魚ガ-の遠い親戚という記述を見かけました。どうなんでしょう? もう少し深く調べないとなんとも言えないのですが、多分そうに違いないと筆者は思っています。筆者の水槽の小さな小さなガーです(^^)/