美観地区の桜(2023年春)

桜が満開です🌸

2023年3月31日撮影 語らい座大原本邸付近のサクラとモミジと白鳥

筆者は、この時期のサクラとモミジの新芽と白鳥を1つの画面に撮るのが好きなので、しばらくシャッタ―チャンスを待つと決めていました。有難いことに、この日の白鳥は、良い感じにゆっくりサクラの方に移動していたので、すぐに撮影成功👍

2023年3月31日撮影 倉敷川源流付近のサクラとモミジ

2023年3月31日撮影 倉敷アイビースクエアのサクラ
2023年3月30日撮影 阿知の神代桜

『阿智の神代桜』(過去記事:阿智神社の『阿智の神代桜』)は、結構葉っぱが出て来ていました。お花見でお馴染みのソメイヨシノのように、花が散ってから葉っぱではないんですね。ヤマザクラに近い感じですかね。

    

桜の他に目に留まったのがこの木👇

2023年3月31日撮影 倉敷アイビースクエアのタイワンフウ

倉敷アイビースクエア敷地内に立っています。小枝が真上に伸びているのが分かるでしょうか?剪定の仕方でこうなるのかもしれませんが、上へ上へ伸びる感じが良いなと思いました。この木は、マンサク科のタイワンフウという木のようです。木に名札が取り付けられていましたので間違いなしです。

フウの漢字は「」と書きます。カエデと同じです。見分け方は色々ありましたが、一番手っ取り早いのが、フウのイガイガした丸い実ではないでしょうか。

出典:Wikipedia フウの実

ちなみにカエデの実はこちら👇

出典:Wikipedia カエデの実

プロペラのような羽があるアレです。

   

毎年楽しみにしている睡蓮は、現在こんな感じです。

2023年3月31日撮影 大原美術館中庭の睡蓮
2023年3月31日撮影 倉敷アイビースクエアの睡蓮

まだまだ花は咲きませんが、今回注目したのは、この新芽。こんなに赤かったんですね!あまり意識して見ていなかったので、ちょっとびっくりでした。実際に見た感じでは、倉敷アイビースクエアの方が分かりやすく赤かったです(^-^)

今年の睡蓮(モネの睡蓮)も見事に咲きそうですね。
※大原美術館と倉敷アイビースクエアの睡蓮は、モネのジヴェルニーの庭から譲り受けた睡蓮です。(過去記事 大原美術館:中庭の睡蓮倉敷アイビースクエアの睡蓮

阿智神社の『阿智の神代桜』

阿智神社の境内には、いわゆるお花見の桜、ソメイヨシノよりも少し早く開花する桜が植えられています。

2023年3月19日撮影 阿智の神代桜

筆者が撮影した時は、まだ4分咲きくらいでした🌸

『阿智の神代桜(かみよざくら)』と命名されているようです。そして、日本三大桜「神代桜(じんだいざくら)」の苗木を贈って頂いたと書かれていますね。神代桜は、山梨県北杜市武川町の実相寺の境内にある樹齢2000年のエドヒガンという桜です。1922年に国の天然記念物に指定されています。

出典:Wikipedia 神代桜 

エドヒガンザクラは、5枚一重の薄紅色~白色の花を咲かせます。花径は15~25ミリくらいで小ぶりですが、長寿な巨樹になるものがあるという特徴をもっています。(ちなみに、岡山県北の『醍醐桜(だいござくら)』という有名な桜の巨木もエドヒガンザクラです。)

東参道にも植えられています👇

東参道の『阿智の神代桜』

『阿智の神代桜』はまだまだ若い桜の木ですが、今後も末永く大事に育てられることと思います(^-^)

美観地区のセンダンの実

倉敷美観地区の倉敷川沿いには、センダンの木と柳が数多く植えられています。この時期、センダンの実がとても可愛いと筆者は思っています。

センダンの木

            

センダンの実

丸いセンダンの実が、遠くから見ると丸い花の満開に見えて、とてもカワイイではありませんか(^-^)

このセンダンの実、調べてみると毒にも薬にもなるようですね。

栴檀の実は人や家畜が食べると中毒を起こして酷い時は死に至る毒のようですが逆に漢方ではひび、あかぎれ、しもやけに外用整腸薬、鎮痛剤として煎じて内服

みんなの趣味の園芸NHK出版HP

そんなセンダンの実を、鳥が食べている姿を時々見かけます。大丈夫なのかと思ってこれまた調べてみると、鳥の冬の食べ物としてセンダンの実があがっていました。ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ等の鳥が食べるようです。鳥は大丈夫なんですね。

ところで、野鳥に詳しい方ならお気付きと思いますが、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、どの鳥も25㎝前後の結構大き目の鳥たちなんです。どうしてなのでしょうか? その理由の1つは、センダンの実の付き方にあるようですね。前出のセンダンの実のアップ画像を見てみてください。細ーい枝の先に実がプチッと付いているのが分かるでしょうか?かなり細めの枝なので、そこにとまって実をついばむということはどうも難しいようです。そうなると少し太めの枝からチャレンジということになりますよね。枝と実までの距離がまあまあできてしまいます。結果、ある程度の大きさを持つ鳥でないとセンダンの実を食べることができないという事態が起こるようです。

小型の野鳥たちの冬の食べ物は大丈夫か?とちょっと思いましたが、中型や大型の野鳥では体が重くてとまれない細めの枝に、小型の野鳥はとまって実をついばむことができたりするので、きっとその辺のことは上手く回っているのでしょうね。なんだか感心しました。

美観地区の仲良し白鳥

バサバサバサ
倉敷川水源近くがなんだか騒がしい。
あの鳥がまた来てるのかなと思って近寄って見ると、

やはりいましたねぇ。カワウ(過去記事、美観地区:倉敷川の白鳥とカワウ)です。この鳥がやってくると、とにかく白鳥のオスが大フィーバーします。さっそく始まりました。

白鳥の目線の先にカワウがいるのを確認できるでしょうか?すごい勢いで追い掛け回します。カワウはもう慣れっこなので、すぐには去りません。しばらく2羽の攻防戦が続きます。そんな時、メスの白鳥はというと、

優雅に食事をしています。

そして、その様子を眺める鳥が他にも👇

たくましい鳩たちです。
食べ残った白鳥のエサを、当たり前のようについばんでいる姿をよく見かけます。

前置きが長くなりましたが、
今回、感心したシーンがこちらです👇

カワウをやっとの思いで追い払ったオスが、速攻でメスの元に戻り、しばらくこの状態だったんです。2羽の首と頭でハート型を作っているようにも見えますね。様々な生物(動物や昆虫)の作り出すハート型シーンはよくメディア等で取り上げられますが、実際に目撃すると、おーって感じですョ。何か話をしているようにも見えますね。

「カワウは追い払ったからもう大丈夫。食事はできた?」とかでしょうか。または、このメスは結構クールなので、一方的に話しまくるオスの武勇伝をそうかそうかと聞いているのかもしれませんね(^-^)

何れにしても、美観地区の白鳥はとても仲良しです♡

皆既月食(2022年11月8日)

日本全国的に観測できたようですね。
今回も一眼レフカメラに望遠レンズを取り付けて撮ってみました。望遠レンズと言っても、天体観測用ではなく、一眼レフカメラ購入時にセットで付いてくるあのレンズです。

2022年11月8日撮影

昨年のほぼ皆既月食(過去記事:ほぼ皆既月食(2021年11月19日))とは違い、今回の月食は完璧な皆既月食でした。赤い(「赤銅色」と形容されることが多い)月がとても幻想的でしたね。空が晴れていたので、全国的にほんとに良く見えたのではないでしょうか。

2022年11月8日撮影
2022年11月8日撮影

今回は、天王星食も同時に起こるということで、「皆既月食+天王星食」442年ぶりの天体ショーとしてメディアでもかなり話題になっていましたね。筆者は、天王星食を実際に確認することは出来ませんでしたが、頭の中で天王星食をイメージしながら皆既月食をじっくり眺めることは出来ました👍 何でもそうなのかもしれませんが、知ってるのと知らないのとでは、見え方が随分変わってくるものですよね。

次回の天王星食のような惑星食は、322年後の2344年の土星食と予想されています。322年後…。宇宙の話はスケールが大きくて、ほんとにロマンですね。