番外編:夜空の小ネタ

何でもないことなんですが、夜空の身近な小ネタです。 1⃣ 私たちはいつも月の同じ側を見ている。知っている人も多いと思います。「餅をつくウサギ」っていつも見えていますよね。これは、月の自転周期(月が自ら回る周期)と公転周期(月が地球のまわりを回る周期)が同じだからなんです。ちなみに、この月の模様、地域によって見え方が違っています。南ヨーロッパではカニ、南アメリカではワニやロバ、東ヨーロッパや北アメリカでは髪の長い女性など色々でおもしろいですね。…

番外編:ギリシャ神話と星座

絵画について色々調べていると、題材がギリシャ神話ってことがよくありますよね。筆者は絵画を観るのが好きなのですが、星を観るのも好きなんです。なかでも星座はとても魅力的だと思います。多くの星座はギリシャ神話が元になっていますから、その関係性を理解すると、より一層夜空を楽しむことが出来るのではないかと思っています。 例えば、夏の星座の代表格、さそり座。小学4年の理科で習いますが、アンタレス(赤く輝く恒星)を中心に、比較的明るい星で構成されているので探しやすいと思います。南の空です。 出展:スマホアプリ「星座盤」masahiro…

大原美術館:『ラ・フェルテ=ミロンの風景』コロー

美しい田園風景ですね。 大原美術館ジャン=バティスト=カミーユ・コロー(1796-1875)『ラ・フェルテ=ミロンの風景』1855-1865 【鑑賞の小ネタ】・コローはバルビゾン派の中心人物の1人・風景画を多く描いている・60歳過ぎてからの傑作多数・中央の建物に注目…

大原美術館:『グレヴィルの断崖』ミレー

緑の断崖、空、海、美しい絵ですね。 大原美術館ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)『グレヴィルの断崖』1871 【鑑賞の小ネタ】・なんとパステル画・ミレーの愛称は「農民画家」・バビルゾン派の中心人物・画中の人の大きさに注目…