番外編:熱帯魚水槽のソイル交換

ソイル(土のような低床)の表面に黒っぽいコケが生え始めました。見た目も悪いし、何よりも、水質の微妙なバランスが崩れていることが予想されます。緑色のコケなら、大抵、照明の当て過ぎが原因なのですが、黒色のコケは厄介です。

水槽はある意味コケとの戦いでもあります。コケの色は、茶色、緑色、黒色等です。そして形状も、もやっとしたものや糸状のもの、貼りつくように生えるコケ等、様々です。

水槽用のコケ抑制剤も売られていますが、筆者の水槽には水草も入れてあるので、なるべく使用しないようにしています。特に、つい最近ウィローモス(水生コケ)を投入しているのでコケ抑制剤は不適切です。

水替えだけでなく、ソイルを一部取り出して水で洗ったりしてみたのですが、あまり改善されませんでした。ということで、ソイルの入れ換えを決意しました。低床(ていしょう)の総入れ換えは、水質にかなりの勢いで影響を及ぼすのでドキドキなんですが、頑張ることにしました。

今回はかなり薄めに敷きました👇

水槽の低床、ソイル

ソイル交換の次の日、水質検査をしました。

右の水質検査試験紙(テトラ:テスト6in1)の結果で気になった項目は㏗のみでした。筆者の水槽は弱酸性が好ましいのですが、㏗は7.2でした。㏗7.0が中性なので、㏗7.2ということは、若干アルカリ性というこです。これはまずい。慌てて別の㏗専用の検査キットで調べたところ、㏗6.5でした。これなら許容範囲かなと。水槽の水質は、時間が経つと酸性になっていく傾向にあるので、しばらく様子を見ようと思います。

ソイルには、アンモニアなどの有害物質を吸着させて水質浄化をはかる「吸着効果」と、ミネラルを豊富に含んだ「栄養素」という特長があります。その寿命は約6カ月~12カ月といわれていて、粒状のソイルが崩れはじめたら交換のタイミングです。

そうしてみると、筆者の水槽のソイルは、数年経っていたような…。換え時でしたね。

ヌマチチブが棲んでいる川魚水槽のソイルも換えてやろうかと思いましたが、なんだか調子良さそうなので、次回にしたいと思います。

だいじょうぶだヨ