美観地区:野鳥のアオジ

阿智神社の西参道を歩いている時に見つけました!

2026年3月9日撮影 アオジ

一回り大きなスズメだなと思って見ていたら、緑色をしていることに気づいて慌てて撮影。

2026年3月9日撮影 アオジ

アオジという野鳥です。特に珍しい鳥というわけではないみたいです。でも、用心深く、草むらなどに潜んでいることが多いようなので、案外見つけるのは難しいのかもしれませんね。

筆者はラッキーなことに2羽見つけました! 
赤い矢印の先です。

2026年3月9日撮影 2羽のアオジ

つがいのアオジかなと思いました。オスの特徴は目の辺りが黒く緑色が強めで、メスの特徴は目の辺りが黒くなく全体的に色が薄めな感じです。写真では分かりづらいですが、筆者が見つけた2羽のアオジはよく似た色をしていました。きっとどちらもオスだと思います。

同種の鳥が2羽でいると、大抵つがいかなと筆者は思っていたので珍しいなと思いました。調べてみると、アオジは単独でいることが多いそうです。

ただこの2羽、一定の距離を保ちながら、なんとなく一緒に行動しているように見えたので、知り合いか友達だったかもしれませんね(^-^)

美観地区:新渓園のカワセミとコサギ

大原美術館の南側に位置する新渓園(過去記事、美観地区:新渓園の最後の一葉と最初の一輪)の池の水が抜かれていました。

2026年3月1日撮影  新渓園の池

水がほとんどない新渓園の池を見るのは初めてだったので、しばらく東屋から観察していました。すると、

2026年3月1日撮影 カワセミ

素晴らしい、カワセミです✨ 倉敷川水源付近では何度も見かけたことはありますが、新渓園の池では初めてでした。美観地区にはカワセミがいますね👍

しばらくじっとしていたカワセミは、ほどなく活動開始。水の中に突っ込みました。ただ、水深はあまりないので水面近くをシュッって感じです。そして、先ほど留まっていた支柱に戻りました。

2026年3月1日撮影 カワセミと小魚

よく見ると、見事に小魚をゲットしていました👍くちばしに小魚が挟まっているのが分るでしょうか? 池には錦鯉だけでなく小魚もいたようですね。水がほとんどない状態なので、もしかしたら狩りがしやすいのかもしれません。

そうこうしていると、次の鳥が飛来👇

2026年3月1日撮影 コサギ

小ぶりでくちばしが黒色で足の指だけが黄色だったので、コサギで大丈夫だと思います。白いサギは、体の大きさでコサギ<チュウサギ<ダイサギとなっています。

次の写真に注目です☟ 赤い矢印の先にカワセミとコサギがいます。そーっと静かに移動しながら同じ画角に2羽を入れることができました。筆者は大満足です👍

2026年3月1日撮影 カワセミとコサギ

清掃のため、池の水がほとんど抜かれ、小魚をゲットしやすくなっていることを野生の鳥たちはよく知っているなぁと感心しました。

大原美術館:『春の小川』セリュジエ

黄色と白色の野花がなんともかわいい。

大原美術館
ポール・セリュジエ(1864-1927)
『春の小川』1906-1917年頃

【鑑賞の小ネタ】
・ナビ派の中心的人物
・日本美術の影響を受ける
・感じた色を描く

作品名は『春の小川』です。春らしい色合い、かわいい野の花、まさに春って感じですよね。ところで、小川はどこに描かれているのでしょう?白色の花がゆるやかなカーブを描いているので、その辺りに小さな小さな川が流れているのでしょうか?でもちょっと無理があるような…。日本語の作品名は『春の小川』なんですが、英語表記では『Stream in Spring』となっています。「stream」の意味を調べると、確かに小川、水路、細流、(絶え間ない流体の)流れ、とありました。ただ、意味に広がりがあって、(人・物・出来事などの)連続、流れ、そして、(考え方や世間などの)傾向、動向、方向、というものもありました。

白い野花のカーブがまるで小川のようなので『春の小川』という作品名なのかなと思いましたが、きっと本物の小川があるのだと考え直しました。なぜなら、水色が見えないからといってそこに水が無いわけではないので。きっとチョロチョロとかわいい小川がどこかに流れているのだと思います(^.^) 筆者的には、白色の野花のカーブに沿って小川があるのではないかと。

絵画鑑賞の時、第一印象はとても大事だと筆者は思っています。パッと見た時、最初に感じたことです。「この絵好き」「この絵いまいち」「よく分からないけど色が好き」等々。どうしてそう感じたのかなと考えてみるとちょっとおもしろくなると思います。そして、絵を見たら作品名を知りたくなりますよね。あえて見ないで鑑賞するという人も中にはいます。筆者は作品名見る派なんですが、見る見ないについては意見が分かれるところです(ただし、作品名は画家が自ら付けた名と、後世の人が付けた名が混在しているので注意が必要)。自分が思っていたことと作品名のイメージがあまりにも違っていたり、予想外だったりすることもあるので、なかなか興味深いですョ。

今回の『春の小川』については、作品名を見たおかげで、小川はどこ?ってなって、ジロジロ隅々まで絵を見て思いを巡らした結果、描かれた風景の中にもっと入って行けたような気分になりました。少しおもしろさが増したわけです。これはラッキーなことで、得した気分になりますョ。絵を見るなら、おもしろい方か良い👍

  

同じころ描かれた森と小川の作品がこちら👇

セリュジエ美術館
『森の中の小川のある風景』1917

この絵の中の小川はしっかり判別できますね。

『春の小川』の緑色、とても落ち着くいい色だと筆者は思っています。セリュジエは実際の色というよりは、感じた色を描きます。似たような緑色を使った作品がこちら。

個人所蔵
『戦没者の未亡人(La veuve de guerre)』1919

日本の伝統色の緑、鶯(ウグイス)色、苔色、松葉色、灰緑色って感じです。

セリュジエの使う色は、とても落ち着いた色が多いと思いますので、作品鑑賞の際には「色を楽しむ」というのでも良いかもしれませんね(^.^)

大原美術館:『秋の森』セリュジエ

この平面的な描き方と色合いが筆者は好きです。

大原美術館
ポール・セリュジエ(1864-1927)
『秋の森』1921

【鑑賞の小ネタ】
・ゴーギャンの影響を強く受ける
・「絵画のABC」を出版
・晩年はブルターニュ地方で生活
・抽象絵画の先駆者

セリュジエは、1888年の夏をフランスのブルターニュの芸術家村、ポン=タヴァンで過ごしました。この時、ポン=タヴァンにいたポール・ゴーギャンに指導を受けています。その後「ナビ派」と呼ばれる画家グループが結成されますが、1891年にゴーギャンがタヒチに移ると結束は緩みました。1892年にはセリュジエもポン=タヴァンへは行かず、ブルターニュのHuelgoat(ユエルゴア、ユエルゴート)で過ごしたそうです。

『秋の森』は1921年に制作されています。ユエルゴアのどこかの森を描いたのでしょうか?たくさん岩が見えますね。ゴツゴツしたものではなく、角がない丸い感じの岩です。後景の背の低い木々の中にもたくさん描かれていますね。

低木と岩が描かれた別の絵を見つけました👇

ムードン美術歴史博物館
『Huelgoat(ユエルゴート)』2018

作品名は『Huelgoat』となっています。『秋の森』に色合いは違いますが感じが似ていると思います。『秋の森』もユエルゴアの森を描いた作品かもしれませんね。ユエルゴアの森について調べていると、「震える岩(ローガン岩)」という花崗岩の巨岩があるのが分かりました。最大137トンもあるそうですが、適切な場所に力を加えれば誰でも動かすことができるようですョ。なんだか神秘的です。

どうやら、ユエルゴアの森は岩が多いようです👇

出典:Wikipedia 岩の混沌(ユエルゴアの森)

『秋の森』はユエルゴアの森を描いたもので大丈夫ではないかと筆者は思います。

       

1908年にセリュジエは、ポール・ランソンとその妻マリー・フランス・ランソンと美術学校を創立しました。友人の画家たちも教師として加わり、多くの画家を育てました。そして、1921年、『秋の森』の制作年に、「絵画のABC(ABC de la peinture)」という色彩とその調和に関する理論書を出版しました。

ユエルゴアの絵をもう一点。

個人所蔵
『ユエルゴアの茂み (Undergrowth at Huelgoat)』1905

ここでも、丸みを帯びた岩が描かれていますね。

美観地区:倉敷川の白鳥~引越したヒナ~ (2026年冬)

ヒナがついに引越しました。

2026年1月13日撮影  ヒナのお引越しについて

美作市の「大芦高原温泉 雲海」へ引越したようですね。昨日までヒナは居たように思うのですが…。なんだか寂しい。

ピンのマーク👆がついている所にヒナは引越しました。思ったより北ではなかったので安心しました。岡山県は北部と南部でかなり気候が違います。倉敷は岡山県の南部に位置しますので、冬に雪が積もることはほとんどありません。ヒナが寒くないかとちょっと心配しましたが、大丈夫そうですね(^.^)

2026年1月13日撮影  お父さんお母さん白鳥

ヒナが去った後のお父さんお母さん白鳥、普段通りに生活している様子でした。でも多分、巣立ったのは分かっているんだと思います。

     

筆者が撮影した最後の家族写真がこちら👇

2026年1月5日撮影  白鳥の家族

    

新天地で穏やかに過ごせますように。

がんばれ、ヒナ !!