Mango-Apple Puree Ice Cream Parfait

アイスクリーム

アイスクリーム(Ice Cream)を作る。

パフェに添える自家製アイスクリームを電動ホイッパーを使用して作成します。特別な道具は必要なく、混ぜ合わせたら冷凍庫に保存しておくだけです。ピューレ や濃縮ジュース、チョコレートなどいろいろな材料を加えることでバニラアイスをオリジナルなアイスクリームに変えていきます。もちろん材料は全て近所のスーパーで簡単に手に入る品物を使用します。

Ingredients : 材料と配合組成

あらかじめ作成したマンゴーピューレ、生クリーム(脂肪 40%含)、あらかじめ作成したコンデンスミルク(練乳)、バニラエッセンスを使用します。

Mango Puree Ice Creamtotal 700 gram
Mango Puree125 gram
Heavy cream300 gram
Condensed Milk275 gram
Vanilla Essencea few drops
Ice Cream for DIY : The compounding ratio between whipped cream and condensed milk is about 1 : 1. Condensed milk has made from whole milk and sugar, vaporized until it gets thick.

Instructions: 調理法

①まず冷やしたメタルボウルに300グラムの生クリームを投入し。電動ホイッパーで低速攪拌しstiff peakまで泡立てします。
②次にマンゴーピューレを加えて低速で攪拌し、均等に混ざりあうまで混ぜます。ここまではmousse(ムース)の作成と同じです。
③コンデンスミルクを少しずつ加えながら、中速で攪拌していきます。コンデンスミルクが完全に溶け込むまで混ぜます。
④適当な容器に入れ、蓋をして冷凍し固めます。
これで完成です。

Making Ice cream : ① Pour 300 gram cold heavy cream into prechilled metal bowl and electric-whisk at low speed until the stiff peak form. ② Add mango puree and continue whisking until it gets even. ③ Gradually pouring condensed milk (total 275 gram), electric-whisk until well incorporated. ④ Transfer the dough into square box to freeze it at least 6 hours.

パフェの最上段に乗せるのもよし、単独でアイスクリームディッシャーですくって食べるのもよし。暑い夏にはアイスクリームがいいですね。

Peach Compoteを作る

ピーチコンポートを作る。

旬の果物の桃を使ってピーチコンポートを作成します。果物の中で桃を目利きするのは非常に難しいと思います。甘さも見た目や匂いではあてになりませんし、値段が高ければ必ずおいしいといったわけでもなく芯の部分がやたらと広範なものに出会うこともあります。桃を買うときはいつもドキドキハラハラします。ピーチコンポートを作成するとスイーツの材料としての適用範囲が広がりますのでぜひともマスターしておきたい手法です。

Ingredients : 材料と配合組成

スーパーに置いてある白桃2個、白ワイン(Redwood)、100%濃縮レモンジュース(サンキスト)を使用しました。

For Peach CompoteAmount for Use
Water300 gram
Superfine Sugar75~130 gram
White wine75 gram
Lemon Juice1 Tbsp (15 mL)
Vanilla Oila few drops
Fresh Peach1~2
It had better to use a deep saucepan that covers the peach is completely soaked in the fluid.

Instructions: 調理法

①白桃の表面を軽く洗い、半分に切ります。硬い芯がありますのでこれを避けて切ります。
②芯の部分をスプーンを用いて丁寧にくり抜きます。
③深底のシチュー鍋に水300グラム、上白糖75グラム(上限130グラム位まで)、白ワイン75グラムを入れて弱火にかけます。
④上白糖が全部解けたらレモンジュースを15mLとバニラオイル数滴加えてかき混ぜます。ここでいったん火を切ります。
⑤カットした桃を丸みがある方を下に向けて入れます。4カット入れるときは半分を芯の見える方向にします。これはひっくり返したかどうかわからなくなるのを防ぐためです。
⑥中火で沸騰させます。沸騰したらすぐに蓋をします。
⑦5分おきに桃をひっくり返します。トータル15分位蒸すと桃の皮が自然に剥けて柔らかくなっていますのでこれで出来上がりです。
⑧火を止めてクッキングシートを落とし蓋として表面を覆い、室温で冷まします。

Making Peach Compote : ① Prepare 2 medium sized white peach ( Do not peel away). Cut into the half to scoop out the core with a spoon. ② Pour 75 gram white wine, 300 gram water and 75 gram superfine sugar into a saucepan over medium-low heat. ③ Once the sugar has completely dissolved, add 15 gram lemon juice (100%) and a few drops of vanilla oil to stir well. ④ Turn off a burner and dump all of the divided peaches into the wine-syrup. Again turn on a burner to bring it to a boil over medium heat. Once it has got boiled, put on the lid and get set over low heat. ⑤ Stir every 5 minutes to soak the peaches well into the wine-syrup for about 15 minutes. When the peach gets enough softened to pierce easily by chopsticks, remove from heat. ⑥ Remove the lid, and place 1 sheet of parchment paper as a drop lid deep inside of the saucepan. Let it cool at room temperature. The peach compote has done. ⑦ Separate the peaches from the juice.

コンポートジュースの方はノンベークドチーズケーキに使用します。果肉の方をロールケーキにしてみました。スイスロールの配合組成は以下の通りです。

For Cacao Swiss RollRequired Amount
Egg Yolk (M)3 ea.
Superfine Sugar10 gram
Whole Milk30 gram
Vegetable Oil (Canola)30 gram
Salt2 gram
Vanilla Oila few drops
Cacao Powder3.5 gram
Cake Flour30 gram
Bread Flour30 gram
Egg White3 ea.
White Wine Vinegar3 gram
Super Fine Sugar50 gram
Cacao Swiss Roll : Protein percentage has adjusted to about 10%.

調理法は、スイスロールの常法に基づいて作成しています(See→スイスロール)ので端折ります。Bain-marieで卵黄・砂糖を混ぜ牛乳とキャノラオイルを混ぜます。メレンゲをstiff peakに仕上げたのちgo back methodで混合します。最後に粉類を振るってスパチュラで混ぜでバッターの出来上がりです。

180℃で10分焼いて生地が仕上がりました。今回はフィリングにチーズクリームムースを使用しました。配合組成は以下の通りです。

For Cheese Cream MousseAmount for Use
Heavy Cream100 gram
Superfine Sugar10 gram
Cream Cheese100 gram
Peach compote 10 gram
Powdered Gelatin2 gram
Cheese Cream Mousse Recipe

ムースクリームも常法に基づき作成しています。生クリームをホイップした後、クリームチーズを混ぜ、最後にゼラチンを加えています。あとは果肉をならべて巻くだけです。速攻で作成したいときの超コンパクトなスイスロールのレシピとなっています。

Mango-Apple Puree Ice cream Parfait を作る-Part2

ガトーインビジブル

ガトーインビシブル (Gateau Invisible) を焼く。

中層に挟むスポンジケーキとしてガトーインビジブルをベースにスポンジケーキ風にアレンジしたものを使用します。ガトーインビシブルは、非常に薄くスライスしたリンゴと非常に少ない生地を層状に積み重ねることで生地と薄層リンゴが一体化して断面ではリンゴの存在を目視できないという特徴がありますが、これをパフェ用のスポンジケーキとして使えるようにアレンジします。

Ingredients: 材料と配合組成

自宅のオーブンに入る最大ボリュームの焼型を牛乳パックを2つ組み合わせて作成します。サイズは33cm x 7cm x 7cmの体積を持ちます。使用するリンゴはアップルコンポートの余りの王林(greeen apple)です。小麦粉の組成は、薄力粉:強力粉 = 90 : 50の傾斜配合としています(今回味付けにダークラムは使用していません)。リンゴのスライスを厚めにすることとバッターの小麦粉の量を増量することでパフェに必要なスポンジケーキの食感とビジュアル面ではっきりとしたリンゴの層のコントラスト、リンゴの歯ごたえを付加します。この意味ではinvisible → visibleにしていますのでapple sponge cakeに戻した形になります。

Gateau Invisible arranged as apple cakeFor 33 x 7 x 7 cm*3 rectangular pan
Egg Yolk (M)4 ea.
Superfine Sugar50 gram
Butter (melted)40 gram
Whole Milk200 gram
Egg Whites (M)4 ea.
White Wine Vinegar3 gram
Superfine Sugar30 gram
Vanilla Oila few drops
Bread Flour50 gram
Cake Flour90 gram
baking Powder1 pack (3.5 gram)
salt 1 gram
Apple (sliced)1.5 to 2 ea.
Dark Rum (*optionally)15 gram
Baking Trick170℃ x 55〜60 minutes
Gateau Invisible arranged for parfait : Procedure to making batter is followed by classic “separation forming method”.

Instructions: 調理法

まず、1L牛乳パックを2個合わせて、周囲を2回アルミホイルで覆います。クッキングシートで、33 x 11.5 x 6.8 cmサイズの内側に入れる紙型を作成します。両方をセットしてカスタムの角形の焼型の完成です。オーブンを170℃に予熱します。

<1>生地(バッター)の作成

①全卵4個分を卵黄と卵白に分けます。卵白は使用する時まで冷蔵庫で保管しておきます。大型の耐熱ボウルに、卵黄4個と上白糖50グラムを入れBain-marieで上白糖を溶かします。
②加熱をやめ、ホイッパーでリボンステージ(卵黄が蒼白となりクリーミーになる)まで混ぜます。この時ボリュームは約3倍ぐらいに膨らんでいます。
③250mlの計量カップに牛乳200グラムとバター40グラムを入れ、湯煎でバターを完全に溶かします。
④この間に、リンゴの皮を剥き半分にカットして芯をスプーンで抜きます。リンゴを約5mm厚に細切りにします。

ガトーインビシブル
Preparing for batter : ① Separate egg yolks from egg whites. Place 4 egg yolks and 50 gram superfine sugar in a large heat-durable bowl. Dissolve sugar over simmering water in a saucepan (Bain-marie). ② Remove from heat. Whisk until it gets pale and triple-voluminous as ribbon stage. ③ Pour 200 gram whole milk in a 250 mL measuring cup and put 40 gram butter into it. Then dissolve the butter in a hot water to make milk butter. ④ Meanwhile, peer an apple to cut into a half size. Remove core and slice it into about 5mm width.

⑤ミルクバターが40℃くらいまで冷めたら、卵黄クリームと混ぜます。十分に乳化したらそのまましばらく置いておきます。
⑥卵白4個と白ワインビネガー3グラムをメタルボウルに入れ、電動ホイッパーを用いて低速で泡だてを開始します。
soft peakに到達したら、上白糖を30グラム加えてさらに電動ホイッパーで高速泡立てを再開します。firm peakに到達したら泡立てを中止します。
⑧最初に1/4量位のメレンゲを卵黄クリームに投入し、馴染むまでスパチュラで丁寧に混ぜていきます。その後残ったメレンゲ を全て投入し気泡をできるだけ失わない様にフォールドしていきます。この時バニラオイルを数滴混ぜて香りを調整します。
⑨小麦粉( 薄力粉90グラム+強力粉50グラム)を篩い、気泡をできるだけ失わない様に丁寧にホールドします。
⑩スライスしたリンゴを全部投入し、リンゴを十分にバッターに絡めます。

ガトーインビシブル2
Mixing with Meringue : ⑤ The milk butter dropping low around 40C in temperature, combine it with the egg yolk mixture to whisk evenly until well incorporated. Leave it aside until use. ⑥ Place 4 egg whites and 3 gram white wine vinegar into a metal bowl. Electric-whisk at low speed until the soft peal form. ⑦ Add 30 gram superfine sugar and continue electric-whisking at high speed until it gets into the firm peak form. ⑧ Dump 1/4 volume of the meringue into the egg yolk mixture and fold it gently until well incorporated. Put all of the leftover of the meringue with a few drops of vanilla oil into it to fold it gently so as not to deflate as possible. .⑨ Sieve the flour (50 gram bread four and 90 gram cake flour) over it and combine with down to up fold from center to margin. ⑩ Put all the sliced apples into the batter and soak them well.

<2>焼成とカット

①用意したカスタムの焼型に、バッターに使ったリンゴを敷いていきます。箸でリンゴを摘んで、均等に重層して敷いていきます。最後に残ったバッターを全部上から注ぎます。
②天板に乗せて、170℃で60分前後オーブン調理します。なかなか中心まで熱が伝わりにくいですので時々確認が必要です。
③取り出して、外側の牛乳パックの焼型から外し室温で十分に冷まします。
④その後、冷蔵庫で一晩寝かしておきます。
⑤冷蔵庫から取り出し上下ひっくり返して置き、φ6cmのセルクルでうち抜きます。側面には綺麗にリンゴが層状に積み重なって見えます。
⑥グラスに入れて、ホイップクリームを乗せて試作品を作成します。
 試食して、歯応えや口どけのイメージ、ホイップクリームとの相性を確認します。
 濃厚さがありますが、リンゴの風味でくどさが相殺されていました。アイスクリームを上にのせても十分耐えうる範囲の甘さと判断しました。

Oven-baking : ① Place the thin-sliced apples well soaked in the prepared rectangular pan. Overlay them evenly and flatly using chopsticks until exhausted. Finally pour the remaining batter over the apple layer. ② Place on a baking tray and oven-bake at 170C for about 60 minutes until the batter gets golden brown in color and well cooked. ③ Take out from the oven and remove the outer mold. Let it cool on a cooling rack at room temperature. ④ Then chill it in a fridge overnight attached with the paper mold. ⑤ Flip upside down and punch out the φ6 cm column using a cercle. The linear line of the sliced apple is clearly shown. ⑥ Set in a glass and pour the whipped cream on top as sample to taste.

ガトーイインビジブルは、使用する小麦粉のタンパク濃度や量、使用するリンゴの種類や量、スライス厚により仕上がりが、様々なパターンとなり自由度の非常に高いケーキです。バッターの量が少なくなるほどリンゴの風味が強くなり保湿量も上がります。抹茶パウダーやココアパウダーを加えて色調や風味をアレンジすることもできます。マイオリジナルを作成しやすいケーキだと思います。

Mango-Apple Puree Ice cream Parfait を作るーpart 1

パフェ01

マンゴーアップルアイスクリームパフェを作る。その1

①マンゴピューレ/アップルコンポートピューレを作る。コンデンスミルクを作る。

マンゴピューレ/アップルピューレ、コンデンスミルク(練乳)、生クリーム、ガトーインビジブルを材料にアイスクリームパフェを作ります。マンゴピューレは、単純にブレンダーで粉砕してピューレにすれば出来上がりと思うかもしれませんが、マンゴーの種類により癖が強くドリアンに近いような臭みが出てくることがあったり、甘味もまちまちですので普通に単品でピューレにすると”こんなはずじゃなかったのに”ということが多々あります。この臭みと甘味の調整にアップルコンポートをピューレにして混ぜると格段にマンゴピューレの味が改善されます。

Ingredients: 材料と成分組成

マンゴーピューレに使用したマンゴーはタイ産のマハチャノ種です。
アップルピューレに使用した白ワインはレッドウッド・シャドルネです。
使用したリンゴは”王林”です。牛乳は”酪農牛乳”です。王林を使用する理由は単に冷蔵保存が長期間可能であるからでです。アイスクリームとして長期間冷凍室に入ることを前提とした選択になります。

Mango Puree Final Volume = 170 gram
Taiwan Mango2 ea.
Superfine Sugar20 gram
Lemon Juice 5 gram
Lemon Essencea few drops
Vanilla Oil3 drops
Mango Puree : Taiwan mango which belongs to “Maha Chanok” is used.
Apple Compote for PureeAmount
White Wine75 gram
Water300 gram
Superfine Sugar80 gram
Lemon Juice15 gram
Green Apple1.5 ea.
Vanilla Oila few drops
Apple Compote : Green apple named as “OWLIN” in Japanese, is used.
Condensed MilkAmount
Whole Milk400 gram
Superfine Sugar110 gram
Condensed Milk : Stay caucious not to get burned while simmering.

Instructions: 調理法

ピューレは単にそのままジューサーにかけるのではなく、必ず加熱して作成します(これで冷蔵庫で数日は保管できますし、ノンベークドチーズケーキにも安心して使用できます)。

(1) マンゴーピューレの作成法
①マンゴーを中心部を避けて包丁で切ります。
②皮の無い側から縦横にカットを入れます。
③反り返すよう実を開き、皮に沿って包丁を入れて実を落とします。
④ソースパンにマンゴーと上白糖20グラムを加えて弱火で加熱します(加える砂糖の量はマンゴーの甘味により適当に増減します)。
レモンジュース5グラムを加えて、果実の形がなくなる程度までかき混ぜながら煮続けます。焦げ付かさないように注意が必要です。
⑥500mL計量カップに移しハンディーブレンダーで完全に液状になるまで粉砕します。
⑦もう一度、ソースパンに戻し弱火にかけレモンエッセンス数滴とバニライルを3滴加えて香りを調整します。別容器に移して冷蔵保管します。

マンゴーピューレ
Preparing for Mango Puree : ① Divide the flesh from the core of a mango. ② Dice the separated mango to give a right and left cut on the opposite site of the skin. ③ Warp and cut off the diced pulp to put it into a saucepan. ④ Add 20 gram superfine sugar and simmer it over medium-low heat. ⑤ Pour 5 gram lemon juice and simmer with stirring continuously until the diced pulp gets into thick consistency. ⑥ Transfer into a 500 mL measuring cup and electric-blend until it gets no chunky. ⑦ Return it into the saucepan. Add a few drops of lemon essence and 3 drops of vanilla oil to stir evenly over low heat. Transfer the puree into another cup and chill in a fridge.

(2)アップルコンポートおよびアップルコンポートピューレの作成法

①普通サイズの王林の皮をむき、2等分し芯の部分をスプーンで半球状にくり抜きます。各々を4分割します(リンゴ1個あたり8スライス)。これを全部でリンゴ1.5個用意します。
②ソースパンに白ワイン75グラム、水300グラム、上白糖80グラムを加え弱火にかけます。
③砂糖が完全に溶解したら、レモンジュースを15グラムとバニラオイル3~4滴加えて攪拌し火を切ります。
④スライスしたリンゴをソースパンに加え、中火で加熱します。いったん沸騰したら鍋蓋をして弱火にします。
⑤5分おきに時々攪拌し、十分にリンゴがワインシロップにつかるように注意します。約10~15分位加熱したのち、リンゴが箸で軽く突きとおせる程度になったら火を切ります。
⑥鍋蓋を除き、クッキングシートを落とし蓋として室温で冷まします。これでアップルコンポートは完成です。缶詰のリンゴと同様に仕上がります。
⑦別容器にリンゴとシロップを分けます。リンゴはジューサーに入れて粉砕してピューレにします。シロップはホイップクリームを起こすのに利用してもいいですし、ゼラチンを加えてゼリーにしたりして使用することもできます。カレーに入れるのも隠し味の一つです。もちろんこのままリンゴジュース(たぶん加熱で清涼飲料水の範疇に入るアルコール濃度に落ちていると思います)として飲んでも美味しいです。

アップルコンポート
Preparing Apple Compote Puree : ① Prepare 1.5 medium sized yellow apple and peel away. Cut into the half to scoop out the core with a spoon. Then cut into 4 portion of each ( finally, 8 divisions per 1 apple).② Pour 75 gram white wine, 300 gram water and 80 gram superfine sugar into a saucepan over medium-low heat. ③ Once the sugar has completely dissolved, add 15 gram lemon juice (100%) and a few drops of vanilla oil to stir well. ④ Turn off a burner and dump all of the divided apples into the wine-syrup. Again turn on a burner to bring it to a boil over medium heat. Once it has got boiled, put on the lid and get set over low heat. ⑤ Stir every 5 minutes to rinse the apples well into the wine-syrup for about 15 minutes. When the apple gets enough softened to pierce easily by chopsticks, remove from heat. ⑥ Remove the lid, and place 1 sheet of parchment paper as a drop lid deep inside of the saucepan. Let it cool at room temperature. The apple comport has done. ⑦ Separate the apples from the juice. Place the apples into a mixer to blend them into puree.

(3)マンゴーアップルピューレの作成

上記で作成したマンゴーピューレとアップルピューレを単純に混合するだけです。比率は好みとなりますが私は1:1の等量混合が最も美味しいと思っていますし、自家製アイスクリームまで持っていくとき最も美味しく仕上がるのがこの比率だと考えています。

(4)コンデンスミルク(練乳)の作成

パフェの最上段にアイスクリームをのせたいですので、ホイップクリームはそれを見越してコンデンスミルクで立ち上げます。アイスクリームにまで仕上げるには生クリームとほぼ同量のコンデンスミルクが必要になります。コンデンスミルクを作成する際には、必ず底の深いソースパンで弱火で加熱します。塩カラメルを作成する際以上に、何度もボイルアップしてきますので火傷しないように加熱中は常に注意が必要です。一度ボイルさせると鍋から飛び出してきますので常に木べら、またはホイッパーで攪拌する必要があります。一旦作成に入ると20-30分休憩できません。

①牛乳を400グラム、上白糖110グラムを深底のソースパンに入れて最初から弱火で加熱し続けます。写真では計量鍋を使用していますが、分量が鍋の深さの1/2を超えるとボイルすると確実に鍋からあふれ出ますので面倒でも一度にこれ以上の量は作成しない方が安全です。
②木べらで常に混ぜながらボイルアップを抑えます。完成に近くなると液体量が約1/2くらいに減ります。カスタードクリームを作る際同様に粘度が上昇したところで火を切り、すぐに別容器に入れて冷却し焼き進みを止めます(カスタードクリームの作成をマスターしていればスマートに完遂できる工程です)。容器は陶器などの耐熱容器が必要です。
③冷蔵で保存します。

コンデンスミルク
How to make Condensed Milk : ① Pour 400 gram whole milk and 110 gram superfine sugar into a saucepan over low heat. Simmer it continuously stirring with a wooden spoon or a flower whipper. Stay cautious not to get burned. Once boiling up, hot milk easily gets over a saucepan. Stir continuously to hold it in a saucepan. If boiling up many times, turn down the heat as low as you can get it settled. ② When the the hot milk get thick and a little darker, now is the time to remove from heat. It typically takes about 30 minutes with loosing a half of the volume pre-cooked. Transfer the condensed milk into a heat-durable cup and chill it in a fridge.

チョコレート苦手派流マンゴーピューレの定理:
フレッシュマンゴーピューレを市販の外国産マンゴーで作成する際、独特の臭みが出ます。青臭いっようなドリアン系に近い香りのような香りで私はこれが苦手です。レモンエッセンスとバニラオイルで多少緩和します。バナナやリンゴなどのように単にジューサーでピューレにしただけではおいしいとは思えませんので、常法としてリンゴのコンポートピューレを適量の比率で加えて香りと味を調整します。コンポートピューレを加えると格段に甘味と青臭さが改善されて美味となります。

Baked Cheesecakeを作る(その1); スフレチーズケーキを作る part 1 : 日本が起源と言われるベークドチーズケーキの王道”スフレチーズケーキ”を焼いてみました。湯煎焼きの基本テクニックと焼き時間の公式。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキ : Soufflé Cheesecake as Japanese Soufflé Cheese cake part1

スフレチーズケーキは、正式にはJapanese Soufflé Cheesecakeと呼ばれオリジンは日本だそうです。ベークドチーズケーキに使う生クリームを牛乳に変更して湯煎で焼き上げることでふんわりと仕上がるのが特徴です(カロリーも控えめになります)。スフレチーズケーキの焼成は、ほとんどのオーサーが湯煎で160℃ x 50~60分(表面が狐色に焼けるまで)を標準手法としているようです。

Ingredients: 材料と配合組成

使用する材料は、いつもの近所のスーパーで入手できる材料です。アプリコットジャムを表面にコーティングして少し味にインパクトを加えました。レモンエッセンスは香りが結構強いですので2~3ドロップで十分です。バターを加えて少し食感をリッチにしています。

IngredientsAmount for φ18 cm cake pan
Cream Cheese200 gram (1 pack)
Butter (salted)40 gram
Whole Milk80 gram
Lemon Essencea few drops
Lemon Juice10 gram
Egg Yolk (M)4 ea. ( 80 gram )
Cake Flour25 gram
Bread Flour25 gram
Cornstarch 16 gram
Egg Whites (M)4 ea. (120 gram)
White Wine Vinegar3 gram
Superfine Sugar90 gram
Vanilla Oila few drops
Apricot Jam 150 gram for frosting
クリームチースは、市販のもの1パック(雪印メグミルク)、バターは北海道バター、レモンジュースはサンキスト100%レモン、アプリコットジャムはアヲハタ55 アンズジャムを使用しました。使用する全卵の量はクリームチーズと1:1の等量配合です。

Instructions: 調理法

まず、springform panの底面と側面にクッキングシートを貼り付けます。スフレチーズケーキはpanの壁面を大きく超えて丈が伸びてきますので側面のクッキングシートは10cmの高さにします。次に、湯煎焼きの際に水が入ってこないようにアルミホイルで2重に底面をカバーしておきます。オーブンを160℃に予熱しておきます。
①クリームチーズ200グラム、バター40グラム、牛乳80グラムを大型の耐熱ボウルに入れ、Bain-marieで完全にクリームとバターを溶かして混合します。
②加熱を止めて、レモンエッセンス数滴とレモンジュース10グラムを加え十分に混ぜます。
③全卵を卵黄と卵白に分け、卵黄4個を加えて均等になるまで最小限に混ぜます。

Making batter : In advance, line parchment paper on the bottom and side of a φ18cm springform cake pan. The lateral paper shield needs 10 cm hight at least because a cake rises over the side wall of a cake pan. Then cover the bottom of the cake pan with 2 layers of aluminum foil overlapped. Preheat the oven up to 160C. ① Place 200 gram cream cheese, 40 gram butter, and 80 gram whole milk into a large bowl and warm it up over a double boiler (Bain-marie) on medium-low heat. ② Stir evenly until smoth. Then, remove fron heat and add a few taps of a lemon essence and 10 gram lemon juice. Stir evenly. ③ Separate 4 whole eggs to egg yolks and egg whites, and refregerate egg whites in a fridge until use. Dump 4 egg yolks into the cream cheese mixture and whisk evenly.

薄力粉25グラム、強力粉25グラム、コーンスターチ16グラムを上から篩い、スパチュラで丁寧に混ぜていきます。混ざったら室温で置いておきます。
⑤次にメタルボウルに卵白4個、白ワインビネガー3グラムを投入し、電動ホイッパー(low speed)で混ぜます。
⑥soft peakに達したら上白糖を30グラム加え、回転速度を上げて泡立てを続けます。90グラム加えますので3回この操作を繰り返します。
⑦stiff peakに到達したら泡立てを中止します。メレンゲの準備完了です。

Making meringue : ④ Sift 25 gram cake flour, 25 gram bread flour and 16 gram cornstarch over the egg yolk- cream cheese mixture. Fold it evenly until no powder chunk shown. Put it aside. ⑤ Place 4 egg whites and 3 gram white wine vinegar into metal bowl and electric-whisk at low speed. ⑥ When it gets into the soft peak form, adding 30 gram superfine sugar, continue to electric-whisk at high speed. Repeat the same procedure at 3 times until the sugar is exausted. ⑦ Stop whisking at the stiff peak form. The meringue has done.

⑧メレンゲを1/3ほどーズ混合液に加え、スパチュラで混ぜてなじませます。
⑨Go back methodに従い、メレンゲに上記を全部戻し今度はゆっくりと丁寧に混ぜて(fold)ていきます。メレンゲの塊がなくなって均一になる最小限の回数だけfoldを繰り返します。
⑩用意した焼型に生地を注ぎます。
⑪天板に乗せ、お湯を底面から1cmを超える深さになるまで加えます。
⑫160℃で60分ほどオーブンで調理します。時間は表面の焼き色を見ながら微調整します。この後、加熱を止めオーブンのドアを少し開いて(割り箸を挟んだ程度の隙間を作ります)予熱で20分位じっくりと中心部まで熱を加えておきます。
⑬オーブンから取り出して室温で冷まします。クッキングシートの油の跡から2cmくらい丈が縮んだことが分かります。

Preparing for oven-baking : ⑧ Dump 1/3 volume of the meringue into the cream cheese mixture and fold it with a spaula until well incorporated. ⑨ Accoring to go back method, return it back into the meringue in the metal bowl. Fold it gently to avoid deflating the meringue until no meringue mass shown. ⑩ Pour the batter into the prepared mold (pan). Tap the pan and release large air bubble with stirring by a stick. ⑪ Place the mold on the bking plate filled in hot water which requires 1cm depth at least. ⑫ Oven-bake in the hot water bath at 160C for about 60 minutes until the surface gets golden brown. Then turn off the oven and leave the cheese cake with the door slightly opned for about 20 minutes. ⑬ Cool it completely at room temperature although the cake loses its volume in the hight.

⑪市販のアプリコットジャムを一瓶鍋で煮込んで液化させて、ブレンダーで果肉を粉砕してピューレにします。
⑫ケーキの上面より注ぎます。このままモールドを外さずに3時間以上(できれば1晩)冷蔵庫に冷やしておきます。

Assembling : ⑪ Dump 1 cup of an apricot jam into a saucepan to dissolve over medium heat. Blend it into puree with a handy-blender. ⑫ Pour the puree over the cake. Let it chill with unmolded in a fridge overnight..

チーズケーキの焼き時間の公式
150℃~160℃ X 50~60分(表面が狐色に焼けるまで)
その後オーブンをオフにして若干ドアを開き気味にして予熱で20分位焼き進みを加える。

編集後記:スフレチーズケーキはメレンゲをしっかり立てると大きく膨らみますが、その分食感を失う(歯ごたえがなくなる)感じがします。私はこの感じが少し嫌です。シフォンケーキ同様にバターを少し加えることで物足りなさを補うことができるように感じます。仕上がりの食感は、ベークドチーズケーキと通常のスフレチーズケーキの中間くらいに仕上がります。ふわふわのスフレがお好みの方はレシピからバターを除けばスフレチーズケーキの標準レシピになります。うまくいけば10cmの高さまで膨らむかもしれませんよ。

Tarte Tropezienneを焼く; この1品シリーズ (その4): ブリオシュ(Brioche)はクロワッサン(croissants)と並ぶ人気を誇るパンですが、これを生地に特別なカスタードクリームを挟んだ斬新なケーキがタルト・トロペジエンヌ。調理法に迫ってみた。

タルトトロペジェンヌ

タルト・トロペジエンヌ : Tarte Tropezienne (Brioche Cake)

1950年代に南フランスのSaint-Tropez(サントロぺ)を起源とするといわれている郷土菓子(Alexadre Mickaが初代)で、女優のブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)が有名にしたそうです。オリジナルレシピは公開されてはいません(世界で三人しか正確な配合組成は知らないそうです)のでネット公開されている様々なレシピを見比べて工夫してみました。

ブリオッシュが基本生地で中央にカスタードを挟む様ですが, オリジナルのレシピでは、カスタードにはバニラとレモンクリームの混ぜ合わせたものを使用する様です(Alex Ledsom: A brief history of the tarte tropezienne, the french riviera’s favorite dessertを参照しました)。表面をクリスタルシュガーでコーティングする様ですがこれだけではインスタ写真で投稿されている様な表面のメロンパン様の凸凹模様ができません。いろいろ調べていると、どうもこれはcraquelin(クラクラン)を使用する様でした(クリスピーシューを作るときに使用するドウですからこれは有名ですね(一安心))。そもそもこれが日本のメロンパンのオリジンの様ですからこれを刻んで上から振りかければあの様な美しい凸凹模様となるのも納得がいきます。あとケーキシロップにorange blossom waterというのをほとんどのレシピで使っているのがわかりましたがこんなものは見たことも聞いたこともありませんので、国産のカクテルベースTUMUGIとレモンゼスト、レモンエッセンス混ぜてlemon syrupをこしらえてコンバートしてみました。

Ingredients:材料・配合組成

いろいろ調べた結果、下記の組成に帰結しました。必要な材料はφ18cmのケーキパン(焼型)に合わせています。余った材料は適量になる様に減量補正しました。焼き時間と温度は私のオーブンに合わせて微調整していますのであくまで参考値です。

For Brioche DoughAmount
Cake Flour150 gram
Bread Flour150 gram
Active Dry Yeast6 gram (1 pack)
Salt1.5 gram
Superfine Sugar45 gram
Whole Egg (L)2 ea. (120 gram)
Butter(salted)70 gram
Fatspread (Margarine)20 gram
Whole Milk100 gram
Sugar Syrup (Mizuame)45 gram
Vanilla oila few drops
Basic Brioche Dough Ingredients : Keep it in a fridge overnight.
For CraquelinAmount
Butter(salted)20
Powdered Superfine Sugar15
Cake Flour10
Bread Flour10
Basic Craquelin Dough : Mix the same volume of butter, sugar and flour.
For Lemon SyrupAmount
Water120 gram
Superfine Sugar45 gram
Lemon Essence8 drops
Lemon Zest1 ea.
Vanilla Oil6 drops
TUMUGI8 gram
Original Lemon Syrup : The Japanese cocktail base “TUMUGI” is converted.
For Tropezienne CustardAmount
Whole Milk265 gram
Lemon Syrup15 gram
Superfine Sugar60 gram
Egg Yolk4 ea. (80 gram)
Cornstarch20 gram
Cream Cheese200 gram
Vanilla Oila few drops
Powdered gelatin5 gram
Water (cold)25 gram
Tropezienne Custard: Original recipe requires Mascarpone. Unfortunately, I coudn’t get it. So I applied a typical cream cheese instead of Mascarpone. For stabilizing the pastry cream, add 2 to 3 percent (W/W) gelatin with 5-fold volume of cold water.
For Creme ChantillyAmount
Heavy Cream150 gram
Powdered superfine sugar20 gram
Creme Chantilly

Instruction : 調理法

<1>ブリオッシュの作製法

①中型の耐熱ボウルに100グラムの牛乳、20グラムのファットスプレッド、70グラムのバターを投入し湯煎(Bain-marie)ですべてが溶けて混ざりあうまで温めます。
②次に粉類(dry ingredients)をすべて篩います。最初に150グラムの強力粉、150グラムの薄力粉、6グラムのドライイースト、45グラムの粉砕上白糖、1.5グラムの塩をメタルボウルに篩います。そのあとフォークで十分にまぜて均一に成分が分散されるようにかき混ぜます。
③中型のボウルのバター牛乳(*(注)バターミルクではないです)へ常温でしばらく平衡しておいた全卵を1個づつバター牛乳に投入し(total 2個)、バニラオイルを数滴加えてホイッパーでかき混ぜて均一にします。少し常温で冷まします。
④メタルボウルにある前もって混合しておいた粉類に卵黄ーバター牛乳混合液を全部注ぎます。
⑤木べらを用いて、粉が完全に見えなくなるまでcenter to margin foldで丁寧に混ぜていきます。グルテンが析出しない程度のラフな混ぜ具合です。
⑥大型のボウルの内側に植物油(キャノラオイル)を少量引いておきます。これはドウを取り出す時に難渋するのを防ぐためですので不要なら省略ください。
⑦ドウを大型ボウルに移します。サランラップで表面を覆い、遮光タオルをかぶせて2時間くらい常温で発酵を進めます。タオルを取り除いてドウのサイズが2-3倍になっていたら出来上がりです。この時点ではドウはドロドロしています。
⑧もう一度うえからタオルをかぶせて約12時間冷蔵庫で放置します。これで成形できるレベルの十分な硬さと気泡を含んだ理想的なドウになります。

Preparing for Brioche : ① Pour 100 gram whole milk in a middle bowl (heat-durable). Dump 70 gram salted butter and 20 gram fat spread into it. Place it on the saucepan with a simmering water over medium heat. Mix it well until the butter is completely melted.② Sieve all dry ingredients (150 gram bread flour, 150 gram cake flour, 6 gram active dry yeast, 1.5 gram salt and 45 gram powdered superfine sugar in a metal bowl . Stir evenly with a fork. ③ Throw 2 whole eggs (at room temperature) into the milk-butter mixture in the middle bowl, one by one, whisking continuously with a balloon whipper. ④ Pour the egg-milk-butter mixture into the flour mixture with folding it gently by a wooden spoon until it gets to be a wet dough. ⑤ Rinse inside of a large bowl with vegetable oil. ⑥ Transfer the dough into the large bowl. Cover tightly with a plastic wrap and lay a towel over the top. ⑦ Leave the rise at room temperature for 1 to 2 hours to confirm bubbling up. ⑧ Once doubled in the size, place the dough with a towel over the top into a fridge overnight (for about 12 hours).

<2>クラクランとレモンシロップの作製法

(1)クラクランの作成
基本的な作製法に従って作成します。
①メタルボウルにバター20グラム、薄力粉10グラム、強力粉10グラム、上白糖15グラムを入れ、ペーストリーブレンダーで切るように混ぜていきます。
②生地がまとまってきたら、ラップに強力粉を適量撒いて生地を移します。ラップで包み込んで円形に形を整えます。
③軽く強力粉を撒いたクッキングシートにドウを伸ばし、長方形にロールして伸ばします。
④冷凍保存してドウを固めます。

(2)レモンシロップの作成
①ソースパンに水120グラム、上白糖45グラム、レモンゼスト1個分を入れて中火で沸騰させます。
②弱火にしてレモンエッセンス数滴、バニラオイル数滴、TUMUGI 8グラムを加え軽く混ぜて火を止めます。
③メッシュストレイナーを通してゼストを回収しながら別の容器に移します。これで完成です。

Making craquelin: ① Place 20 gram butter, 10 gram cake flour, 10 gram bread flour and 15 gram powdered superfine sugar in a metal bowl. Press to combine it with a pastry blender. ② Once the dough gets in together, transfer the dough on a floured surface of plastic wrap. Get the dough into round shape with plastic wrap.③ Place the dough on parchment paper with floured surface. Fold the dough with the parchment paper, then roll the dough out into square shape with a rolling pin. ④ Keep it in a freezer until use.
Preparing Lemon Syrup: ① Place 45 gram superfine sugar and 1 lemon zest with 120 gram water in a saucepan over medium-high heat. Simmer it to a boil. ② Add a few drops of lemon essence and of vanilla oil, 8 gram TUGUMI over low heat and stir. ③ Remove from heat and transfer the syrup into cups through a mesh strainer to retrieve the lemon zest.

<3>トロペジェンヌカスタードの作製法

最初に、5グラムのゼラチンを25グラムの冷水に溶かしてbloomします。使用するまで冷蔵庫で冷やしておきます。
①卵黄4個、上白糖60グラム、コーンスターチ20グラムを中型の耐熱ボウルに入れ、クリーム状になるまで混ぜます。
②牛乳265グラムをソースパンに注ぎ、中火で一度沸騰させます。
③沸騰させた牛乳(約半分)を少しずつ卵黄クリームに注ぎ、常にホイッパーでかき混ぜながらテンパーリングします。
④均一に混ざったら、ソースパンに戻します。再び中火にかけて濃縮していきます。ホイッパーで常にかき混ぜながら抵抗が急激に高まったとこで一度火を切ります。2分位激しくかき混ぜてカスタードに熱を均等に分散させ自分の好きな粘度に調整します(今回はこの時点で硬めに仕上げます)。
⑤再び弱火にかけ、クリームチーズ200グラムを加え完全に溶けるまで混ぜます。
⑥カスタードを耐熱ボウルに戻し、ホイッパーで激しくかき混ぜて焼き進みしないように熱を放散させます。
⑦ バニラオイルを加えて卵臭さを消します。 味付けにレモンシロップを15グラム混ぜます。いい香りが漂います。
⑧冷やしておいたゼラチンにもう一度熱を加え溶解し、カスタードに加えて均一になるまで混ぜます。
⑨表面にサランラップをして、室温で放置して冷まします。クリームチーズが入った分すぐに温度が下がってきますので冷蔵庫には入れません。

Preparing for Tropezienne Custard: Beforehand, dissolve 5 gram powdered gelatin into 5-fold volume (25 gram) of cold water and bloom it. Chill it in a fridge until use. ① Place 60 gram superfine sugar, 20 gram cornstarch and 4 egg yolks in a middle bowl. Whisk well until it gets creamy and well incorporated. ② Pour 265 gram whole milk into a saucepan, and bring it to a boil over medium heat. ③ Remove from heat. Pour slowly the half volume of the hot milk into the egg yolk mixture with continuously stirring to temper it. ④ Get it back into the saucepan. Again expose to the medium-low heat, and whisk continuously until the cream gets thick. ⑤ Then remove from heat and whisk vigorously for about 2 minutes until the custard has got to the favorite consistency. ⑥ Dump 200 gram cream cheese into the custard over medium-low heat and whisk well until it has been completely dissolved . ⑦ Transfer the custard back into the middle bowl and pour 15 gram lemon syrup and a few drops of vanilla oil to mix well. ⑧ Resolve the gelatin over medium heat and pour it into the custard to mix well. ⑨ Plastic-wrap the surface of the custard and leave it at room temperature.

<4>ブリオッシュケーキの焼成法

①一晩寝かしたブリオッシュドウを冷蔵庫から出してきます。適量に強力粉を篩って、φ18 cmの円板状に形成します。厚みは2 cm位になります。
②Φ18 cmのケーキパン(焼型)の底面と内側にクッキングシートを貼ります。中にブリオッシュを入れラップします。タオルをかけて室温で30〜40分位放置して膨らませます。
③ケーキパンの3/4位の高さに膨張したら、表面をエッグウオッシュをします。オーブンを180度に加熱します。
④冷凍しておいたクラクランを取り出しナイフで約10mm角に刻み、上から振りかけます。
⑤オーブンで180度、50分位焼きます。中央まで火が通りにくい上に、焼き過ぎるとブリオッシュの食感は非常に悪くなりますので串で刺して焼け具合を確認しながら慎重に辛抱に焼き上げます。
⑥焼き上がったら室温で冷まし、早々に側面のモールドを外します。
⑦その後、冷蔵庫で冷やします。

Baking Brioche Cake : ① Take the dough out from the fridge. Dust flour adequately and roll it out in φ 18 cm round shape of about the 2 cm width. ② Line parchment paper on bottom and side of a Φ18 cm spring-form cake pan. Place the round dough on its bottom. Tightly plastic-wrap on top and cover it with a towel. Leave it at room temperature for about 30 to 40 minutes until the dough has risen up to double volume. ③ Give egg-wash 2 times on the surface. Preheat the oven up to 180C. ④ Take the craquelin from the freezer to cut into about 1 cm square shape. Sprinkle it over the egg-washed surface. ⑤ Oven-bake at 180C for around 50 minutes. Stay cautious not to over-bake. It’s somewhat hard to get an adequate baking in the middle. Observing the superficial baking, pierce the cake with a stick to confirm that it has well done. ⑥ Let it cool at room temperature and unmolded early as possible.

<5>カスタードの仕上げと積み上げ方法

①生クリーム150グラム、粉砕上白糖20グラムを混ぜて電動ホッパーでstiff peakまで仕上げます。
②トロペジェンヌカスタードとクレームシャンティイをスパチュラで均一になるまで混ぜ、絞り袋に詰めます。
③ブリオッシュケーキをケーキスライサーで水平に3等分します。
④最下段のケーキにレモンシロップを塗ります。そのあとφ2cm位の円を絞り、カスタードで埋め尽くします。以後同様の処理を2段目のケーキにも行います。
⑤最上層のケーキで蓋をします。見栄えの面からはここで終了したいところですが、少しパウダーシュガーを篩っておきます。これで完成です。鋸歯ナイフでカットしてサーブします。

Assembling : ① Pour 150 gram cold heavy cream with 20 gram powdered superfine sugar into a metal bowl. Electric-whisk until the stiff peak form to make Creme Chantilly. Transfer the custard into a pastry bag.② Mix and fold the Toropezienne custard and the Creme Chantilly with a spatula evenly. ③ Cut the brioche cake horizontally into the even 3 layers with a cake slicer. ④ Brush the bottom layer of the cake with the lemon syrup, then pipe the custard in the shape of a 2cm round on the surface many times until no space. Place the second layer brushed and repeat the same procedure. ⑤ Place the top layer and dust powder sugar adequately.

おまけの一品:卵白が4個分余りましたので、これでホワイトロールを作りました。詰め物は、余ったトロペジェンヌカスタードを使用しています。スイスロールに使用しても良さそうです。

編集後記:サントロペでは日常の食卓に出てくる焼き菓子のようですが、手の込んだ火入れが難しいシューペーストリーの応用編という印象でした。シューペーストリーとベーカリーの接点に位置する不思議なケーキで両方の食感を味わうことができました。長文になると書き手も読み手も疲れますね。

Tartを作る (その2); レモンメレンゲタルトを作る: パートスクレを用いたレモンカードタルトにイタリアンメレンゲを乗せてトーチバーナーで焼いて仕上げてみました。バーナーで仕上げる伝統的なメレンゲタルト。

レッモンメレンゲタルト

Lemon Meringue Tart Version2

レモンメレンゲタルトの定番といえるクラシックなタルトです。レモンカードを充填した上に、好みのパターンにイタリアンメレンゲを絞ってトッピングします。見た目も派手で、お洒落なタルト菓子です。

Ingredients: 材料と配合組成は以下のようになります。必要なのはパートスクレ1個(φ18 cmタルト皿)、220グラムのレモンカードイタリアンメレンゲ(卵白3個分)を必要とします。仕上げにトーチバーナーを使用します。バーナーがない場合はオーブンの温度を250℃まで上昇させて4分ずつ目視で表面に焼き目を入れていきます。大体2セット焼き目を入れるとそこそこの焼き目が入りますのでこの辺が目安になります。アドリブ要素が大きくなりますので焼きすぎないように注意が必要です。

For Pate a ScureeAmount for φ 18 cm tart pan
Blended Butter (salted)Butter (salted) 40 gram + Margarine 20 gram
Powdered Superfine Sugar or Cane Sugar30 gram
Almond Flour15 gram
Cake flour45 gram
Bread Flour40 gram
Whole Egg (beaten)1/2 (about 25 gram)
Typically used recipe for pate a sucree.:The ratio of cake flour to bread flour can be exchanged as exactly what you want in the final version. However it had better not to decrease the protein percentage lower than 6%.
For Italian Meringue Amount for φ 18 cm tart
Egg White (L)3 (120 gram)
Cream of tartar3 gram
Superfine Sugar120 gram
Water60 gram
Vanilla Oila few drops
Italian Meringue: For Italian meringue, use 50 gram granulated sugar per 1 egg white ( typically). When using powdered superfine sugar instead of granulated sugar, adjust the volume of 50 gram to the decreased down to about 40 gram.
Lemon CurdAmount for φ 18 cm tart
Fresh Lemon Curd200 ~230 gram
Lemon curd: How to ; is described in the section ” Lemon Curdを作る”. Please have a look there.

Instruction: 調理法
必要な道具は、φ18 cmのタルトパン(焼型)、中型のボウル、ペーストリーブレンダー、木べら、プラスチックラップ、ローリングピンです。打ち粉(強力粉)をまいて形を整えますので新聞紙を引いてその上にプラスチックラップを引いて作業したほうが後かたずけは非常に楽です。

<1>タルトクラスト(パートスクレ)の作製法

前回に続きパートスクレを使用します。作製法は前回同様ですので端折ります。
①粉砕上白糖30グラム、アーモンドフラワー15グラム、バター40グラム(1 cmくらいのキューブ状にカット)、マーガリン20グラムをボウルに入れペーストリーブレンダーで切るようにして混ぜていきます。ラフに混ざる程度でいいです。
②薄力粉45グラム、強力粉40グラムを篩い、ペーストリーブレンダーで切るように混ぜていきます。この段階でバターを米粒サイズくらいまで粉砕します。
③溶き卵を1/2個加えます。木べらで優しく混ぜて若干ペースト状で塊状にまとまるレベルに仕上げます。
④ラップ上に強力粉を少し撒いて、その上にドウをのせます。正方形に包んでローリングピンでプレスして平坦にします。このまま冷凍庫で約15分冷却します。
⑤取り出して表面に強力粉を少量篩います。ローリングピンでプレスして大体3~5 mm厚に均等にプレスして広げます。タルト型より大きくなっていれば十分です。
⑥ピンに巻き取ってタルト型の上に広げまず。タルト皿のギャップに合うように少し重ねるように側面の凹凸に生地を添わせます。この後スプーンで中心から辺縁に向かって軽く押して平らに仕上げ、ギャツプを埋めます。
⑦表面をローリングピンで前後して余分の生地を切り離します。
⑧もう一度厚さが一様で、ヒビが入っていないか最終確認します。不都合があれば強力粉を少し撒いて、スプーンで軽く押して整えます。

Making dough of pate a scuree: ① Place 30 gram powdered superfine sugar, 15 gram almond flour, 40 gram butter (cubed) and 20 gram margarine in a middle bowl and press to combine roughly with a pastry blender. ② Sieve 45 gram plain flour and 40 gram bread flour over it. Press to combine until the butter gets into the size of rice. ③ Pour 1/2 volume of 1 beaten egg and mix gently with a wooden spoon until the dough settles into shape. ④ On a floured surface of plastic-wrap, place the dough to fold it into the square shape. Roll the dough to flatten. Chill it in a freezer for about 15 minutes.⑤ On a floured surface, roll the dough into the 3 to 5 mm thick which should be larger than a tart pan.⑥ Loosely roll the dough around the rolling pin. Place the dough over the tart pan to be unrolled. Dust roughly to push the dough into the corner to remove any gaps. Using a floured spoon, lightly press the dough from the center to margin and flatten it evenly. Cover the rim of the pan. ⑦ Move the rolling pin to and fro along the top of the pan to trim the edges. ⑧ Confirm the dough is tightly attached to the pan with no crack.

⑨フォークで縦横に脱気用の小孔をあけておきます。冷凍庫でもう一度15分ほど休ませます。この間にオーブンを170℃に予熱しておきます。
⑩表面にアルミフォイルを敷いてその上にφ18 cmのケーキパン用の底蓋をのせます。この上に重しとしてラメキンをのせます。これは焼いたときに底が浮き上がるのを防止するためです。タルトストーンを使うのもいいと思いますがわざわざ購入するほどのものでもないと思います。
⑪オーブンに入れて170℃で15分まず焼き上げます。このあと一回取り出して重しとアルミホイルを取り除きます。オーブンに戻しさらに170℃で5分追加焼きして仕上げます。
⑫取り出してクーリングラックの上で常温で冷まします。

⑨ Prick the dough all over with a fork for the air to go through the dough while baking. Chill it in a freezer for about 15 minutes. Meanwhile preheat the oven up to 170C. ⑩ Take the dough out from the freezer. Cover the top with aluminum foil and place the bottom-plate of the cake pan. Put the ramekin as weight on the plate instead of a tart-stone. ⑪ Oven-bake at 170C for 15 minutes, then remove the all of the weight and aluminum foil. Oven-bake for 5 minutes furthermore. ⑫ Let it cool at room temperature.

<2> イタリアンメレンゲ作製法

イタリアンメレンゲの作成は、定法に基づいて作成します.以前、”French Chouxを作る その3”のセクションでアップしましたので今回は端折ります。

①卵白3個分に弱酸を加えます。Cream of Tartar : クリーム オブ ターター3グラムを使います。電動ホッパーをセットし、low speedでゆっくり泡立てていきます。Soft peakまで仕上げたら沸騰シロップの作成を同時並行で開始します。水60グラムと上白糖120グラムをソースパン(シチュー鍋)に入れ、100%レモンジュースを少量加えます。中強火(medium-high heat)で沸騰させます。
②シロップの温度を確認しながらホイッパーの回転スピードを上げてfirm peakまで仕上げます。シロップの温度が121度(Ce)に達したところでメレンゲ にゆっくり加えながら絶え間なく電動ホイッパーで混ぜていきます。回転パドルのすぐ外側の陰圧になっているところを狙って少量ずつ垂らしていきます。跳ねて手や顔にかからない様に安全に慎重にかつリズミカルに混ぜていきます。
③Stiff peakまで仕上げたら、ホイッパーでキメを整えます。

イタリアンメレンゲ
Preparing Italian Meringue: ① Place 3 egg whites and 3 gram cream of tartar in a metal bowl and electric-whisk at low speed until the soft peak form. Meanwhile start simmering a syrup. Pour 60 gram water into the saucepan with 120 gram superfine sugar. Simmer it with no stirring and bring it to a boil over medium-high heat.② Staying cautious to the syrup temperature, increase the whisking speed up to high to whip up to the firm peak form. Just when the temperature of the syrup has risen to 121C, gradually pour the hot syrup into the meringue along the immediate side of the whisking puddle with electric-whisking continuously. Be careful not to get burnt.③ Whisk gently with a balloon whipper to even the meringue.

<3> 仕上げと焼成

①焼き上げたタルト皿にレモンカード220グラム前後を入れて平にします。
②イタリアンメレンゲを絞り袋に入れ、好きな模様を描きます。
③バーナーで表面を焼いて焦げ目をつけて完成です。

Assembling and Burner-baking: ① Place about 220 gram lemon curd into the tart crust and flatten the surface. ② Transfer the meringue into the pastry bag to squeeze it over the lemon curd as you like. ③ Using a torch burner, form a proper scorch on the surface.

流行のダルゴナコーヒーとともにどうぞ。

Tartを作る (その1); レモンメレンゲタルトを作る: レモンカードとメレンゲを等量混合してパートスクレに乗せてふわふわのタルトを焼き上げてみました。

レモンメレンゲタルト

スフレ・レモンメレンゲタルト: Soufflé Lemon Meringue Tart

レモンカード(Lemon Curd)を作成したところでいよいよこれを使ってお菓子を焼いていきます。レモンカードタルトは定番となりますがこれにもいろいろなバージョンがあります。今回はレモンカードを作成した際に残った卵白でメレンゲを起こし、レモンカードと等量混合してふんわりと爽やかな食感のスフレ風タルトに仕上げてみました。

Lemon Meringue Tart Version1

Ingredients: 配合組成は以下の通りです。

必要なものはレモンカード200グラムとパートスクレ1個(φ18 cm)です。レモンカードは前回アップしたものを使用します。焼き型にはφ18 cmのタルトパンを用います。タルトクラストを先に焼き上げますので基本のパートスクレを焼くことができればほぼ完成となります。バターが入手困難になってきていますので、通常使用料の1/3をマーガリンに置換します(チーズに置き換えるのもいいかもしれません)。その分ドウが軟化して扱いににくくなりますので冷凍庫にいれて冷却して固めます。緩まないうちに速攻でタルト型にマウントします。

For Pate a ScureeAmount for φ18 cm tart pan
Butter (Salted)40 gram
Margarine20 gram
Powdered Superfine Sugar30 gram
Almond Flour15 gram
Cake Flour45 gram
Bread Flour40 gram
Beaten Egg (M)1/2
Pate Scuree : Now butter is hardly available. Substitute 1/3 volume of butter with margarine. The dough will gets softened than usual. Chill it in a freezer until it gets firm and quickly proceed the following steps.
For Lemon Curd MeringueAmount for 1 tart crust
Egg Whites (L)4 ea. (166 gram)
White Wine Vinegar3 gram
Powdered Superfine Sugar30 gram
Vanilla oila few drops
Lemon Curd (Prepared)200 gram
Lemon Curd Meringue: Combine the same volume of the stiff peak meringue and the lemon curd.

Instructions: 調理法

(1)パートスクレ作成法

①粉砕上白糖30グラム、アーモンドフラワー15グラム、バター40グラム(1 cmくらいのキューブにカット)、マーガリン20グラムをボウルに入れペーストリーブレンダーで切るようにして混ぜていきます。ラフに混ざる程度でいいです。
②薄力粉45グラム、強力粉40グラムを篩い、ペーストリーブレンダーで切るように混ぜていきます。この段階でバターを米粒サイズくらいまで粉砕します。
③溶き卵を1/2個加えます。木べらで優しく混ぜて若干ペースト状で塊状にまとまるレベルに仕上げます。
④ラップ上に強力粉を少し撒いて、その上にドウをのせます。正方形に包んでローリングピンでプレスして平坦にします。このまま冷凍庫で約15分冷却します。
⑤取り出して表面に強力粉を少量篩います。ローリングピンでプレスして大体3~5 mm厚に均等に広げます。タルト型より大きくなっていれば十分です。

Making dough of pate a scuree: ① Place 30 gram powdered superfine sugar, 15 gram almond flour, 40 gram butter (cubed) and 20 gram margarine in a middle bowl and press to combine roughly. ② Sieve 45 gram plain flour and 40 gram bread flour over it. Press to combine until the butter gets into the size of rice. ③ Pour 1/2 volume of 1 beaten egg and mix gently with a wooden spoon until the dough settles into shape. ④ On a floured surface of plastic-wrap, place the dough to fold it into the square shape. Roll the dough to flatten. Chill it in a freezer for about 15 minutes.⑤ On a floured surface, roll the dough into the 3 to 5 mm thick which should be larger than a tart pan.

⑥ピンに巻き取ってタルト型の上に広げまず。タルト型のギャップに合うように少し重ねるように側面の凹凸に生地を添わせます。この後スプーンで中心から辺縁に向かって軽く押して平らに仕上げ、ギャツプを埋めます。
⑦表面をローリングピンで前後して余分の生地を切り離します。
⑧もう一度厚さが一様で、ヒビが入っていないか最終確認します。不都合があれば強力粉を少し撒いて、スプーンで軽く押して整えます。
⑨フォークで縦横に脱気用の小孔をあけておきます。冷凍庫でもう一度15分ほど休ませます。この間にオーブンを170℃に予熱しておきます。
⑩表面にアルミフォイルを敷いてその上にφ18 cmのケーキパン用の底蓋をのせます。この上に重しとしてラメキンをのせます。これは焼いたときに底が浮き上がるのを防止するためです。タルトストーンを使うのもいいと思いますがわざわざ購入するほどのものでもないと思います。
⑪オーブンに入れて170℃で15分まず焼き上げます。このあと一回取り出して重しとアルミホイルを取り除きます(パンナコッタやココナツミルクを後で充填する場合は、ここで残りの溶き卵でエッグウオッシュしておくとタルトへのしみ込みを抑えてくれます)。オーブンに戻しさらに170℃で5分追加焼きして仕上げます。
⑫取り出してクーリングラックの上で常温で冷まします。

Oven-baking of the dough: ⑥ Loosely roll the dough around the rolling pin. Place the dough over the tart pan to be unrolled. Dust roughly to push the dough into the corner to remove any gaps. Using a floured spoon, lightly press the dough from the center to margin and flatten it evenly. Cover the rim of the pan. ⑦ Move the rolling pin to and fro along the top of the pan to trim the edges. ⑧ Confirm the dough is tightly attached to the pan with no crack. ⑨ Prick the dough all over with a fork for the air to go through the dough while baking. Chill it in a freezer for about 15 minutes. Meanwhile preheat the oven up to 170C. ⑩ Take the dough out from the freezer. Cover the top with aluminum foil and place the bottom-plate of the cake pan. Put the ramekin as weight on the plate instead of a tart-stone. ⑪ Oven-bake at 170C for 15 minutes, then remove the all of the weight and aluminum foil. Oven-bake for 5 minutes furthermore. ⑫ Let it cool at room temperature.

(2)レモンメレンゲの作成法

いつものメレンゲ作成の常法(separation forming method)に従いますので端折ります。
①卵白4個分をメタルボウルに入れます。白ワインビネガーを3グラム注ぎ電動ホイッパーでlow speedで泡立てを始めます。
②2分位でsoft peakに到達したところで粉砕上白糖30グラムを加えます。よくかき混ぜてhigh speedでstiff peakまで仕上げます。バニラオイルを少し加え、低速で混ぜてキメを整えます。
レモンカードにメレンゲ1/3を加えてなじませます。
④Go Back Methodに従い、メタルボウルにこれをすべて戻しスパチュラで丁寧に混ぜていきます。均等に混ざったら出来上がりです。爽快なレモンの香りがします。
⑤冷やしておいたタルトクラストにレモンメレンゲを詰め込みます(少し多めでしたのでめいっぱい詰め込みました)。4/5くらいの高さまでのところで控えめに詰め込んだ方が仕上がりは美しいと思います。
⑥170℃で約20分焼いて表面がゴールデンブラウンになったところで出来上がりです。
⑦室温で冷ましたのち、冷蔵庫に保管します。

Making Lemon Meringue: ① According to the separation forming method, place 4 egg whites and 3 gram white wine vinegar in a metal bowl. Electric-whisk at low speed until the soft peak form. It usually takes about 2 minutes. ② Add 30 gram powdered sugar and continue whisking at high speed until the stiff peak form. Then drop vanilla oil at a few drips. Even the meringue with whisking at low speed. ③ Dump 1/3 volume of the meringue in the prepared lemon curd to fold it well. ④Get the mixture back to the meringue in the metal bowl, fold it gently until well incorporated. ⑤ Pour it into the tart crust and flatten it. ⑥ oven-bake at 170C for about 20 minutes until the surface gets golden brown. ⑦ Let it cool at room temperature and keep it in a fridge until served.

少しパウダーシュガーを振るうとさらにおいしくなります。爽快な気分にしてくれる一品です。

レモンカード (Lemon Curd) を作る: Bain-marieを用いることで加熱を止めるタイミングを誰でも簡単に理解できる超簡単レシピを考えてみた。十分な加熱/途中でのアレンジが可能なレシピ。

レモンカード : Lemon Curd

レモンカードは19世紀後半にイギリスでジャムの代替品として生まれた伝統的なデザートスプレッドです。カード(curd)の意味は”凝乳”ですが、どうやらペースト状に固めることを意味しているようです。フレッシュレモンの皮、果汁を使用しますので防腐剤を含まない国産レモンを店頭で簡単に手に入れることができる今が旬になります。フルーツカード(Fruits card)として、主に柑橘類(レモン、オレンジ、ライムなど)を材料にケーキやタルト、パンナコッタなどにも合わせることができます。レモンの酸味が強く出ますので、初夏に向かう今こそ爽快感あふれるフィリング、トッピングとしてぜひ使いたいアイテムです。

Ingredients: 材料および配合組成

最初から最後までBain-marieで作成します。これは鍋底で焼き進みによるスクランブルエッグのような塊の形成を防ぐのと、途中で何かアレンジを思いついた際にやりやすいようにするためです。卵を使用しますので70~75℃まで混合液の温度は上昇させます。

IngredientsEstimated Volume 450 gram (net)
Superfine Sugar150 gram
Whole Egg (L)2 ea. (120 gram)
Egg Yolk2 ea. (40 gram)
Cornstarch (or Rice Powder)15 gram
Fresh Lemon Juice160 gram
Lemon Zest1 ea.
Butter (salted)30 gram
Lemon Curd Recipe: A large heat-durable bowl is supposed to be used,

Instructions; 調理法

まずレモン一個分のゼストを作ります。頻回にゼストを作る機会があるのであればゼスターを使用するのがいいですが、メッシュストレイナーの網目が少し大きめの場合はピーラーで黄色いところだけを剥いで、網目より少し大きめに刻んでおいた方が最後に回収するとき楽です。次にフレッシュレモン(防腐剤やワックス処理されていない国産レモン)を2~3個絞ってレモン果汁を160グラム作成します。
①大型耐熱ボウルに、全卵2個と卵黄2個、上白糖を150グラムいれてホイッパーで混ぜます。耐熱ボウルを沸騰させたソースパンの上に置き、すべての工程が終了するまでBain-marieで通します。
②レモンジュース160グラムとゼスト1個分を投入しスパチュラでゆっくりと混ぜます。
③コーンスターチ15グラムを投入し、混ぜます。

レモンカードの調理法
How to cook : Beforehand, prepare 1 lemon zest and 160 gram fresh lemon juice with no antiseptic agent. It takes about 3 fresh lemon of the medium size. All procedures as bellow mentioned, get through the double boiler method. ① Place 2 whole eggs and 2 egg yolks, 150 gram powdered superfine sugar in a large heat-durable bowl. Whisk gently over simmering water in a saucepan (Bain-marie) with a balloon whipper until sugar is completely dissolved. ② Pour 160 gram fresh lemon juice and 1 lemon zest and mix well. ③ Add 15 gram cornstarch and whisk until well incorporated. ④ Cook the egg mixture with stirring constantly. Simmer the mixture up over 70C. It usually takes about 10 to 15 minutes. The mixture will get thick around that temperature.


④ボウルの下面でスクランブルエッグを作らないように常にスパチュラで混ぜながら、70℃以上(75℃が理想)まで温度を上げます。温度が上昇するまで10~15分くらいかかりますが70℃を超えたくらいのところで粘度が上昇してしまうことがあります。70℃以上に達していれば保存に関しては、衛生面ではクリア出来ていると思います(ババロア作成と同じ要領です)。
⑤粘度が上がって、スパチュラに指でくっきりと線が引けるようになれば濃縮終了です。
⑥火を切り、バター30グラム(キューブ状にカットして)を投入しスパチュラで混ぜて完全に溶け込ませます。これでレモンカードは完成です。最後にメッシュストレイナーを通してレモンの皮や塊を濾して他の保存容器に移して冷蔵庫に保管します。

レモンカードの過熱を止めるタイミング
When is the time of removing from heat?:
⑤ When a line drawn with the finger has got clear on the surface of the spatula, it’s just the time to remove from heat. ⑥ After removing from heat, dump 30 gram butter (cubed) to make it completely dissolved with stirring by the spatula. ⑥Transfer the lemon curd through the mesh strainer into a sterilized cup and keep it cool in a fridge.

完成したレモンカードは最大2週間くらいまで冷蔵庫で保存できるといわれていますがなるべく1週間以内に使い切るようにしています。

レモンカードの保存方法

Matcha Gateau Basque Cakeを作る; この1品シリーズ(その3) : バスクカスタード(カスタードクリーム)をバスクドウ(パイ生地)で包んで焼成した焼き菓子。6cm厚の香ばしさと歯応え十分のMatcha Basqueを焼いてみました。

ガトーバスク

ガトー・バスク:Gateau Basque

ガトーバスクは中央にバスクカスタード(通常のカスタードクリームより少しゆるいカスタードになります)を挟みますので、直径を大きくして高さを出すには少し困難を感じます。中層のカスタードの焼き加減が非常にわかりにくいので火入れも若干気難しい焼き菓子です。バスクカスタードにゼラチンを加え焼成前に硬さを保持することで中層に同心円状にカスタードクリームを巻き、上層にも分厚いドウを巻いて乗せることが可能でした。丈高の重量感のあるガトーバスクを焼くことが出来ました。そろそろシュー・ペーストリー基本編は終了で、少しずつレベルアップしたものを焼いていきます。難易度が上がってくる分、うまく仕上がると喜びも大きくなります。

Ingredients:材料と配合組成

Whole milkは酪農牛乳(成分無調整)、Brown sugarはきび糖(Cane sugar)、Butterは北海道バター、Margarineはネオソフトを使用しています。

Ingredients for Basque CustardAmount for φ18cm springform pan
Whole Milk240 gram
Egg Yolk (L)2 (40 gram)
Brown sugar (Cane sugar)48 gram
Cornstarch8 gram
Matcha Milk Powder 16 gram
Heavy Cream60 gram
Brandy (or Dark Rum)10 gram
Powdered Gelatin15 gram(3 pack)
Water (cold)75 gram
Basque Custard : Adding 2 to 3 % gelatin to the total volume makes it easy to pipe the basque custard,
Ingredients for Basque Dough Amount for φ18 cm springform pan
Butter (Salted)140 gram
Margarine60 gram
Brown Sugar (Cane Sugar)130 gram
Almond Flour105 gram
Cake Flour110 gram
Bread Flour110 gram
Whole Egg (L)2 ea. (120 gram)
Baking Powder3.5 gram (1 pack)
Vanilla Oila few drops
Basque Dough : The volume of almond flour is equal to that of cake flour or of bread flour, and to a half of the butter.
For Egg WashAmount
Whole egg beaten1 ea.
Salta pinch
Egg Wash

Instructions: 調理法

<1>バスクカスタードの作製手順

最初に、15グラムのゼラチンを75グラムの冷水に溶かして1回均等に凝固させておきます(これをbloomするといいます)。使用するまで冷蔵庫で冷やしておきます。
①卵黄2個、きび糖48グラム、抹茶ミルクパウダー16グラム、コーンスターチ8グラムを中型の耐熱ボウルに入れ、クリーム状になるまで混ぜます。
②牛乳240グラムをソースパンに注ぎ、中火で一度沸騰させます。
③沸騰させた牛乳(約半分)を少しずつ抹茶クリームに注ぎ、常にホイッパーでかき混ぜながらテンパーリングします。
④均一に混ざったら、ソースパンに戻します。再び中火にかけて濃縮していきます。ホイッパーで常にかき混ぜながら抵抗が急激に高まったとこで一度火を切ります。2分位激しくかき混ぜてカスタードに熱を均等に分散させ自分の好きな粘度に調整します(今回はこの時点で硬めに仕上げます)。
⑤再び弱火にかけ、生クリーム60グラムを加え均等になるまで混ぜます。通常よりルーズなカスタードに仕上がります。
⑥カスタードを耐熱ボウルに戻し、ホイッパーで激しくかき混ぜて焼き進みしないように熱を放散させます。
⑦ バニラオイルを加えて卵臭さを消します。 味付けにブランデーを10グラム混ぜます。
⑧冷やしておいたゼラチンにもう一度熱を加え溶解し、カスタードに加えて均一になるまで混ぜます。
⑨表面にサランラップをして、冷蔵庫に少しだけ入れて焼き進みを防止します。今回はゼラチンが入っていますので2-3分で冷蔵庫から取り出し室温に放置します(冷蔵で温度があまり下がりすぎないよう注意します)。

バスクカスタード
Preparing for Basque Custard: Beforehand, dissolve 15 gram powdered gelatin into 5 fold volume (75 gram) of cold water and bloom it. Chill it in a fridge until use. ① Place 48 gram cane sugar, 8 gram cornstarch, 16 gram matcha-milk powder and 4 egg yolks in a middle bowl. Whisk well until it gets creamy and well incorporated. ② Pour 240 gram whole milk into a saucepan, and bring it to a boil over medium heat. ③ Remove from heat. Pour slowly the half volume of the hot milk into the egg yolk mixture with continuously stirring to temper it. ④ Get it back into the saucepan. Again expose to the medium-low heat, and whisk continuously until the cream gets thick. ⑤ Then remove from heat and whisk vigorously for about 2 minutes until the custard has got to the favored consistency. ⑥ Pour 60 gram heavy cream into the custard over medium-low heat and whisk well. ⑦ Transfer the custard back into the middle bowl and pour 10 gram brandy and a few drops of vanilla oil to mix well. ⑧ Resolve the gelatin over medium heat and pour it into the custard to mix well. ⑨ Plastic-wrap the surface of the custard and chill it in a fridge. Don’t remember to bring it out before the custard gets too firm. Release the excess heat, leave it at room temperature.

<2>バスクドウの作製法(練りこみパイ生地)

まず、ケーキパンの底面と側面にクッキングシートを貼り付けます。オーブンを180℃に予熱しておきます。
① 1cmキューブに切断した140グラムのバター、60グラムのマーガリン、105グラムのアーモンドフラワー、130グラムのきび糖を大型ボウルに入れます。
ペーストリーブレンダーを用いてバターの粒が米粒くらいになるまでガシガシと切るように混ぜていきます。
③220グラムの小麦粉(強力粉:薄力粉=1:1)を篩い、混ぜます。この段階から木べらで混ぜるのがもっともシンプルです(こっから電動ミキサーで一気に最後まで行こうと考えましたがやはり最後に木べらが必要です)。
④最後に全卵2個を投入し、若干クリーム状になるまで混ぜます。
⑤絞り袋に移し、1cm厚の円を中心から外側に向かって最下層の生地を敷きます。

バスクドウ
Making Basque Dough: Line parchment paper on the bottom and side of a φ 18cm springform cake pan. Preheat the oven up to 180C. ① Place 140 gram diced butter and 60 gram margarine into a large bowl. Sieve 105gram almond flour and 130 gram cane sugar over it. ② Mix well with a pastry blender and it gets chunky. ③ Shift 110 gram bread flour and 110 gam cake flour and mix well and electric-whisk. ④ Add 2 whole eggs and electric-whisk until it gets creamy and well incorporated. ⑤ Transfer the dough into a pastry bag and pipe a circle from center to margin on the bottom of the cake pan with 1cm width.

<3>ガトーバスクの焼成

①バスクカスタードを一度ホイッパーで混ぜて均等にします。この時もしゼラチンが固まっているなら少し加温して緩めます(緩めすぎると以下の工程に進めませんので注意が必要です)。絞り袋に移します。
②中層を作りに行きますが、まず一番外側に一つバスクドウを一円描きます。次に中心から外側に向かってバスクカスタードを円を描くように絞っていきます。これが柔らかすぎると上に最上層のバスクドウを敷けません。
③バスクドウをその上から中心から外に向かって最下層と同じ要領で絞っていきます。
④少し冷蔵庫で冷やして生地を休ませたのち、上面から軽く圧排してパレットナイフで表面を平らに仕上げます。経験的に、最上層のバスクドウの厚さが薄すぎたり、表面平坦化がうまくできていないと焼いたときに割れやすくなるようです。気疲れします。
⑤少し冷蔵庫で冷やしたのち、ブラシでエッグウオシュします。そのあとフォークで適当に模様を入れます(適当すぎでした)。
⑥オーブンに入れて180℃でtotal 60分焼きました。30分位焼いたところで表面の焼き進みが出てきていましたのでアルミホイルで表面をカバーしました。中心の焼き具合が全く分からないケーキですので時々表面をプッシュしたりして状態の確認が必要です。最終的には一度爪楊枝で真ん中を刺して中央のカスタードまで十分焼けていることを確認して取り出します。
⑦室温で冷ましたのち冷蔵庫にモールドしたまま一晩入れておきます。翌日モールドを開放して出来上がりです。

ガトーバスクの焼き方
Preparing for oven-bake: ①Whisk the basque custard and transfer into a pastry bag. If the custard is too hard, warm it over the double boiler. Don’t over-warm. ② Pipe 1 line of a circle of the Basque dough around the margin on the bottom layer. Then pipe a circle inside the circle from center to margin of the Basque custard. ③Pipe a consecutive circle of the Basque dough as the third layer. ④ Lightly press the dough on top and flatten it with a pallet knife. ⑤ Chill it in a fridge until the surface gets firm. Brush the surface with beaten egg and draw lines with a fork. ⑥ Oven-bake at 180C for 60 minutes. Cover the surface with aluminum foil if the surface gets too dark. ⑦Remove from the oven, chill it at room temperature. Chill it in a fridge with unmolded.

上段は今回焼いた抹茶カスタードのガトーバスク、下段は以前に焼いたバニラカスタードのガトーバスクです。これ位ボリュームが得られれば物足りない気はしません。

抹茶カスタードとバニラカスタードのガトーバスク
Matcha Basque Cake vs Vanilla Basgue Cake