①シングリックスの構造
帯状疱疹ワクチン(シングリックス(R))は、リコンビナントワクチン(不活化ワクチン)です。リコンビナントワクチンに関しての詳細は→NOVAVAXワクチンのページを参照ください。使用される抗原が帯状疱疹ウイルスの蛋白に置き換わるだけでアジュバントも同様のものが使用されている様です。

*mRNAワクチンではありませんが、副反応に関しては、注射部位の筋痛、発熱等そこそこに発生する様子で、インフルエンザワクチンに比べると少し強めに症状が出ますので接種当日はご注意くださいますようお願いいたします。
②帯状疱疹ワクチンの接種対象
●接種対象者は50歳以上、または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の人
帯状疱疹の罹患リスクが高いと考えられる若年対象者は、
①治療中の病気により免疫不全、または免疫機能が低下した状態にある人
②上記以外で医師が罹患リスクが高いと判断する人 となります。
③帯状疱疹ワクチンの接種不適応または、要注意対象
●接種不適当者(予防接種を受けることができない人)
①明らかな発熱(通常37.5℃以上)を呈している場合
②明らかな急性疾患(ウイルス感冒、肺炎など)にかかっている場合
③このワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことが判明している場合
④以上以外で、医師が不適切と判断する場合
●接種要注意者(接種に注意が必要な人)
①心臓病、血管病、腎臓病、肝臓病、血液疾患(白血病、悪性リンパ腫など)の基礎疾患で治療中の人
②今まで受けたことのある予防接種で接種後2日以内に発熱、蕁麻疹などのアレルギーを疑う症状が出た人
③このワクチンの成分に対してアレルギーを生じる可能性が疑われる人
④過去に痙攣の既往のある人
⑤過去に免疫不全の診断がされている人、および近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
⑥血小板減少症や凝固障害がある人、抗凝固療法を現在受けておられる人(筋肉内血腫を生じる可能性があります)
④ワクチン接種のスケジュール
常法として、初回接種後丁度2ヶ月経過した時点で2回目の追加接種を行います。


⑤ワクチン接種の方法と当日までの準備
シングリックス(R)は筋注接種します。筋注接種の副反応として生じる肩関節周囲炎類似のSIRVAの発症を避ける目的でコロナワクチン(NOVAVAX)施注に選択した部位と同様の位置に筋注します。
→SIRVAについて
→ワクチン筋注について: 利き腕でない方の上腕三角筋のほぼ中央付近に筋注を行います。
SIRVAのページを参照ください。
⑥接種料金
1回 ¥22,000(税込)
65歳以上の方は、市から接種補助金が出ますので減免券を持参くださいますようお願いいたします。→帯状疱疹予防.JP
全て予約制ですので接種を希望される方は前もって電話予約お願いいたします。
→086-465-5118(診療時間内で予約受付)