オンライン診療とは、インターネット回線を使用しビデオチャットを用いて行う遠隔診療を示します。医師側はPC画面で、患者側はスマホ画面を通してバーチャル診療を行います。バーチャル診療は来院しなくても自宅等で診察を受けられる利点がありますが、一方診察に重要な聴診、触診、打診や血液検査、エコー、レントゲン検査などによる画像診断を行うことができませんので対応できる病気は限定されます。上記をご理解いただいた上で実際の対面診察とバーチャルなオンライン診療を適切にご利用下さいますようお願いいたします。
①オンライン診療を受けるにあたり必要なもの
〇スマートフォンまたはPC
Iphoneおよびandroid端末でアップルストアからオンライン診療専用のアプリ(CLINICS)をダウンロードいただけます。このアプリを利用してオンライン診療を行います。マルウエアなどのウイルス感染を防止する必要がありますのでできるだけアップルストア以外のルート経由でダウンロードしないように注意してください。
PCの場合はカメラ、マイクが装備されていることが必須で、以下の条件を満たしている必要があります。
OS:Google Chrome 最新版が作動するWindows、Mac、Linux 搭載のパソコン
ブラウザ:Google Chrome最新版
ディスプレイ解像度:1920×1080以上
ネットワーク環境:実効速度2Mbps以上、10Mbpsを推奨
光ファイバーなど、持続的に高速な実効速度が得られる環境をご利用ください
可能な限りWi-Fi(無線LAN)をご利用ください
3G/4G回線では、ご利用の回線・時間帯によって、ネットワーク速度が遅くなる可能性があります
〇マイナンバーカードまたは、保険証
マイナンバーカードの場合はオンライン登録可能ですが、保険証の場合は表面をスマホで撮影いただきアプリに従い転送ください。
〇クレジットカード
オンライン診療の場合、基本的にご来院されることは少ないと考えられますのですべてカード決済対応としております。以下のカードが使用可能です。
VISA/Mastercard/American Express/JCB/Diners Club/Discover
〇安全なwifi接続環境
ビデオチャット形式のバーチャル診療となりますのでスマホのアンテナが不安定な場所では途中で通信が途切れたり、画面が静止する可能性があります。また公共の場でのfree wifiへの無防備な接続はカード情報がハッキングされる可能性がありますので安全なSSIDを利用してアクセスくださいますようお願いいたします。
②オンライン診療での診察・処方ルール
(1)オンライン診療の初診では原則7日間以内の投薬日数の縛りがります。7日を超える処方はできませんので周知願います。
(2)向精神薬(睡眠薬、抗不安薬など)や麻薬、抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)など、安全管理が必要な一部の薬剤は初診のオンライン診療では処方が認められていません。
(3)慢性的な病気でオンライン再診の場合は最大30日までの処方が可能です。
(4)オンライン診療で受診された場合でも、症状から対面診療が必要と判断された場合、当院での対面診療もしくは居住地の近傍の病院(救急外来)の受診を指導させていただく場合があります。
③オンライン診療における重要確認事項
オンライン診療を行う上で下記の事項に対して理解、同意をいただく必要があります。
①オンライン診療は対面診療と組み合わせて実施します。患者さんの症状や状態によっては、医師の判断により、オンライン診療を中止し、対面による診療に変更する場合があります。
②初診からのオンライン診療は、原則として「かかりつけの医師」が行います。
「かかりつけの医師」以外がオンライン診療を行う場合には、診療前に、医師が患者さんの症状や情報を確認します。適切な診察のためにも、事前の問診には正確に答えることが重要です。
※かかりつけの医師とは、日頃から直接の対面診療を行っているなど、すでに患者さんと直接的な関係がある医師のことをいいます。
③初診の場合には、以下の処方はできません。
● 麻薬及び睡眠薬や抗不安薬等の向精神薬の処方
● 基礎疾患等の情報が把握できていない患者さんに対する特に安全管理が必要な医薬品の処方
● 基礎疾患等の情報が把握できていない患者さんに対する8日分以上の処方
④医薬品の中には、処方に当たって飲み合わせを調整するなど、特に注意を要するものがあります。
医師が適切に判断できるよう、現在使用している医薬品(市販薬を含む)について正確に申告
する必要があります。
⑤オンライン診療では、文字、写真及び録画動画のみのやりとりは認められていません。
⑥診察の内容は患者さんにとって非常に重要な個人情報です。自宅や職場等からオンライン診療を受けることができますが、必ず、清潔で安全が保たれかつ、プライバシーが保たれる空間でオンライン診療を受けてください。(運転中の車内、周囲に人がいる喫茶店等でのご利用は控えてください。)
⑦医療機関では、情報漏洩等がないよう、適切なセキュリティ対策を講じています。医師側・患者さん側双方の個人情報保護のため、以下の点についてご理解・ご協力ください。
(1)医師の了解なく、ビデオ通話を録音、録画、撮影しないでください。
(2)医師のアカウント等の情報を、診療に関わりのない第三者に提供しないでください。
(3)医師との通信中は、第三者を参加させないでください。
患者さん以外の方(家族含む)が立ち会う場合、事前に医師の許可を得てください。
(4)医療機関におけるセキュリティ対策のため、医師の許可なく、チャット機能の利用やファイルの送付などは行わないでください。特に、チャットにURLを添付することは行わないでください
(5)その他、オンライン診療に係るアプリやサービスの利用にあたっては、使用するアプリやサービスのセキュリティリスク及び情報の取扱いを十分ご確認のうえ、医療機関の指示に従ってください。
オンライン受診をされた方は上記に同意したものとして対応を行います。予約前に上記ルールを熟読いただきトラブルがございまようよろしくお願いいたします。
④オンライン診療ではビデオチャットによる診療が行われますので保険診療にかかる金額とは別に、予約や受診等に係るシステム利用に要する費用、及び電話やテレビ画像等の送受信に係る費用負担がかかります。
通信料として実費で(一回あたり) 850円(税込)です。
⑤処方箋と調剤について
予約時に利用する薬局を選択された場合、処方箋の送付はご本人様のご希望に合わせて①個人のスマホに直接処方箋が送付される、②選択した薬局に当院からFAXで送る、の2つの選択肢がありますが基本処方箋を個人のスマホに直接送信する形としております。CLINIXの画面からこれを容易に選択した薬局に送信できます。薬局がオンライン服薬指導を行われている場合は、オンライン服薬指導を受けられたのち自宅配送となります。ご自身でお受け取りになりたい場合は選択指定された薬局へ受け取りに行くこともできます。すべての薬局がオンライン対応しているわけではありませんので薬局を選択する画面の検索で検索不能の薬局ではオンライン診療による処方箋は基本的に受けてくれませんのでご注意願います。
*ちなみに門前の”さくらんぼ薬局”はオンライン診療に対応しておりませんので住所地の近傍の薬局で調剤を受けてくださいますようお願いいたします。
またアマゾン、楽天等のファーマシーに関しては現時点では処方提携する予定はありません。
以上オンライン診療に関して重要事項を説明いたしました。
厚労省によるオンライン診療が初診、全国区で解禁されたのは平成6年の改定からです。不正利用ににより制約がかけられたりしたり、全面禁止に方針転換されたりすることがおこりませんよう適切にご利用くださいますようお願い申し上げます。
Updated on Aug 23, 2025.